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(回答先: 中国産食品の重金属汚染が深刻=WSJ [朝鮮日報] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 03 日 16:12:27)
第64回JECFAの摂取量評価結果(精米のカドミウム最大基準値0.4mg/kg)が、国や地域によって異なる食生活の相違や子供などの脆弱集団に対するカドミウム摂取を考慮しておらず、米を主食とする国では受け入れられないと指摘されている。
米主食国にもかかわらず、日本の土壌は総体として世界で最もカドミウム汚染が進行している。汚染源の8割がニッカド電池によるもので、世界の消費量の4割以上が日本で消費されてきたためだが、特に首都圏の産業廃棄物が穀倉地帯の北陸・東北地方に集中しているため事態は深刻になっている。
食糧庁は、高度カドミウム汚染米の大半を他の米と混ぜる事で、カドミウム濃度の平均化を図ることで誤魔化してきたが、それでも日本米の多くが国際基準値の0.2mg/kgを上回っているため、国際基準値そのものの上方修正を画策してきた。
日本の米業界のために世界を犠牲にしようとする日本らしいやり方だが、06年のコーデックス委員会での交渉は難航したようだ。結果的に上記の理由から、エジプト、ホンジュラス、ナイジェリア、ノルウェー、カタール、シンガポール、UAEが受け入れを留保した。
EC代表団は、0.4 mg/kg以上のカドミウム汚染米は、日本などの極めて限定された地域でしか生産されないことから、そのような米は国際的に貿易される見込みがないとして、この基準値案の採択に反対しなかった。
多量消費のツケが回ってきた形だが、勿論、日本国民はこの事を知らない。
米に対する関心の薄い欧米諸国が受け入れたとしても、これで良いのか。
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