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中国製の圧力鍋を回収 基準満たさずに適合マーク【東京新聞】
2007年6月26日 20時33分
経済産業省は２６日、一部の中国製の家庭用圧力鍋が消費生活用製品安全法の基準を満たしていないのに、適合マークを付け販売されていたと発表した。ふたが外れたり取っ手が高温になりやけどをする恐れがあるとして、輸入・販売した業者は回収を始めた。これまでに事故報告はない。
問題の圧力鍋は、三星刃物（岐阜県関市）が輸入、栗林商事（新潟県燕市）が販売した。日中両国は４月、情報交換を柱とする製品安全に関する覚書を締結。今回が初の適用ケースで、経産省は中国当局に通報した。同省によると、中国の業者は製造を中止し、中国当局はこの業者を要注意リストに載せたという。
同省は両社に製品回収も指示したが、回収率が４５％にとどまっているため、使用者に注意を促すため公表に踏み切った。
回収対象となる圧力鍋の型番は「ＭＲ−１８０」「ＭＲ−２００」「ＭＲ−２２０」で、通信販売を中心に約８４００台が販売された。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007062601000751.html
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