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http://www.raijin.com/news/a/13/news02.htm から転載。
●ハンセン病市民学会 全面解決へ議論
療養所の将来像について意見が交わされたシンポジウム
「療養所の将来像を考えよう−社会とのきずなを求めて」をテーマにした第三回ハンセン病市民学会総会・交流集会が十二日、草津町の草津音楽の森国際コンサートホールで始まった。初日は九百人を超す元患者や支援者らが集まり、ハンセン病問題の全面解決に向けた議論を交わした。
集会の冒頭、栗生楽泉園入園者自治会の藤田三四郎会長が「ハンセン病について正しい理解をして頂き、地域に開かれた療養所にしていきたい」とあいさつ。小寺弘之知事は「残された課題を解決するため、意義のある学会になるよう期待している」と述べた。
続いて、現地実行委員会のメンバーが朗読や合唱でハンセン病問題の歴史や課題を訴えたほか、
「将来構想がみんなの課題になるために」と題したシンポジウムでは、元患者や行政などの立場から参加した五人のパネリストが意見を交わした。
全国ハンセン病療養所入所者協議会の神美知宏事務局長は「療養所を社会に開放するには、法律、差別、国の政策の三つの壁がある。市民が関心を持たない運動は成功しないと身にしみている」と指摘。
草津町の中沢敬町長は「特区を利用して、温泉医療施設としての道を探り、在園者のみなさんと一つの地域を共有したい」と将来構想を語った。
ハンセン病療養所の将来構想を進める会の赤沼康宏事務局長は「将来構想問題は隔離政策を真に終わらせることにつながるので、多くの人に考えてほしい」と呼び掛けた。
最終日の十三日は、栗生楽泉園に設置されていた「重監房」を考える分科会や、各部会の総会などが行われる。
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