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(回答先: モノラインの延命で株高 【Nevada】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 1 月 25 日 13:09:41)
「為替」 米景気刺激策が暫定合意、リスク回避後退107.20円/158.25円／ニューヨーク外国為替市場概況
1月25日7時26分配信 フィスコ
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*07:24JST 「米景気刺激策が暫定合意、リスク回避後退107.20円/158.25円」
【ロンドン市場概況】
24日のロンドン外為市場では、クロス円の売り・買い戻しの動きに連れて、ド
ル・円は105円94銭まで下落後106円74銭まで上昇、ユーロ・円は154円85銭まで下落
後156円60銭まで上昇した。欧州主要株式市場は堅調推移が続き、米国株式指数先物
は下落スタート後上昇に転じた。ユーロ・ドルは1.4594ドルまで下落後、独1月IFO
業況指数の上振れもあり1.4677ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.9523ドルから
1.9635ドルまで上昇し、ドル・スイスは1.0914フランから1.0869フランまで軟調推
移した。
【経済指標】
独・1月IFO業況指数：103.4（予想102.2、12月103.0）
【要人発言】
ソルベス・スペイン経済・財務相
「ECBのなかで、利下げを行うべきかをめぐって深刻な議論があることは本当だ」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円106円68銭、ユーロ・ドル1.4669ドル、ユーロ・円156円45銭、ポンド・ド
ル1.9637ドル、ドル・スイス1.0905フラン
【ニューヨーク市場概況】
24日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は米政府と議会が緊急景気刺激策で暫
定合意に達した事を好感した株価上昇に106円46銭から107円20銭まで上昇し、日中
高値圏の107円15-19銭で取引を終えた。
ユーロ・ドルはECB関係者のタカ派発言を受けたECB利下げ観測の後退やユーロ・円
絡みの買いに1.4644ドルから1.4780ドルまで上昇し、高値圏の1.4750-58ドルで引け
た。ユーロ・円は株価上昇に連られる形で155円96銭から158円25銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.9611ドルから1.9779ドルまで上昇し、ドル・スイスはロート・ス
イス中銀総裁のスイスフラン高容認示唆などを受けて1.0915フランから1.0847フラ
ンまで下落した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
1月の利下げ確率：3.25％まで100％で変わらず、3.00％まで68％←90％
3月の利下げ確率：3.00％まで100％で変わらず、2.75％まで66％←68％
【シカゴVIX指数：株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
27.78←29.02、日中最大28.48（08年最大：1/22の37.57）
【原油市場】
原油相場は3ヶ月ぶりの安値から反発。先週の原油在庫が予想以上に増加した影響か
ら売りに押される場面もあったが、昨年12/6の直近安値86.20ドル手前での買い意欲
が強いほか、金融市場の落ち着きにリスク回避の動きも後退した影響から買い戻し
が強まった。金融保証会社救済に関する米規制当局の取り組みや暫定合意に至った
景気刺激策が金融システムの信頼を回復させ、米リセッション入りを回避するとの
見方から市場に冷静さが戻りつつある。NY原油先物価格は89.45ドルまで2ドル以上
上昇し、89.41ドル（前日比+2.42ドル、+2.7％、年初来-6.8％）で取引を終えた。
【株式市場概況】
米株式相場は上昇。朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を下回ったほか、
来週発表される景気刺激策が議会で基本合意に達した事が好感され、終日ほぼ前日
比プラス圏での取引となった。セクター別ではエネルギーやハイテクが上昇した一
方、食品、公益が軟調。危機が懸念されている債券保証会社のMBIA(MBI)及びアムバ
ック(ABK)は当局が救済案をまとめるには時間がかかるとの見通しを示し下落。また
12月中古住宅販売が25年ぶりの大きな減少を示した事で住宅建設メーカーが軒並み
安となった。一方で半導体試験装置のテラダイン(TER)が予想を上回る決算を発表し
11.0%高。ダウ構成銘柄では、原油価格の反発を受けてエクソンモービル(XOM)が堅
調に推移した。結局ダウは108.44ドル高の12,378.61、ナスダックは44.51ポイント
高の2,360.92で取引を終了。引け後に発表されたマイクロソフト(MSFT)の決算は事
前予想を上回り、引け後の市場で上昇して取引されている。
【通貨オプション】
ドル・円オプション市場では、株式市場の回復を受けたリスク警戒感の後退に売
りが先行した。1ヶ月物変動率は14.850％から14.25％（最近の高値8/17＝23％、99
年来の高水準）、3ヶ月物は13.025％から12.825％(8/17＝15.25％、2000年来の高水
準)、6ヶ月物は12.175％から11.275％(8/17＝15.25％、2000年来の高水準)、1年物
は10.8％から10.25％（8/17＝13.80％、2000年来の高水準）へそれぞれ低下した。
リスクリバーサルでも、リスク回避の円コール買いが後退し、25デルタ円コール
オプション1ヶ月物は3.700％から3.300％（8/17=+6.5、2003年10月）、3ヶ月物は
4.200％から3.875％、6ヶ月物は4.525%から4.225%、1年物は4.775%から4.575%へそ
れぞれ縮小している。
【経済指標】
米・週次新規失業保険申請件数：30.1万件（予想32.5万件、前回30.2万件←30.1万
件）
米・12月中古住宅販売件数：489万戸、前月比-2.2％（予想495万戸、11月500万戸）
米・週次原油在庫統計（1/18時点）
原油在庫：前週比+230万バレル（予想+150万バレル、前回+426万バレル）
ガソリン在庫：同比+509万バレル（予想+140万バレル、前回+219万バレル）
留出油在庫：同比-130万バレル（予想+0万バレル、前回+115万バレル）
製油所稼働率：86.5％（予想87.1％、前回87.1％）
【要人発言】
米政府
「議会と緊急景気刺激策の骨格、基本合意」
「個人が納めた所得税の一部を還付する戻し減税は、1人当たり最大600ドル、夫婦
世帯では最大1200ドルの規模とする見通し、企業の設備投資などを刺激する税優遇
措置も盛り込む」
ブッシュ米大統領
「合意した景気刺激策は適切な規模」
「米国民は経済の先行きに自信」
ポールソン米財務長官
「景気刺激策は財政赤字の削減努力を阻害せず」
「米経済の減速は疑問の余地無し」
「強いドルは米国の国益に叶う」
連銀高官筋
「連銀は、1/21の段階でソシエテジェネラルの損失に関しては知らされていなかっ
た」
「緊急利下げは、逼迫した信用市場を緩和させるため」
「利下げには満足」
トリシェECB総裁
「ECBは誰も救済せず」
ハマド・カタール首相
「カタールは、米金融機関へ投資の可能性」
「カタールは、通貨バスケットなどを研究している」
「ドルペッグ制廃止より、切り上げの方が容易」
「カタールレアルは、30%過少評価されており、切り上げの可能性も」
ロート・スイス中銀総裁
「スイス経済に楽観的」
「スイスの問題は、スイスフラン安で、スイスフラン高ではない」
ウェーバー独連銀総裁
「ECBの金利は依然緩和的」
スマギ欧州中銀専務理事
「優先課題は物価安定」
リープシャー・オーストリア中銀総裁
「08年ユーロ圏成長率は、2%下回る可能性も」
カナダ中銀1月金融政策報告
「カナダ08年景気見通しを2.3%から1.8%へ下方修正、09年見通し2.5%から2.8%へ上
方修正」
「カナダ第4四半期見通しは1.8%から1.5%へ下方修正」
「第2四半期インフレは2.4%から1.4%に下方修正」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場： （始値） （高値） （安値） （終値）
ドル・円 106.39 107.20 105.94 107.16
ユーロ・ドル 1.4595 1.4780 1.4594 1.4755
ユーロ・円 155.27 158.25 154.85 158.12
ドル・スイス 1.0914 1.0914 1.0847 1.0880
ポンド・ドル 1.9527 1.9779 1.9523 1.9767
株式市場：
NYダウ 12272.69 12399.18 12241.80 12378.61
ナスダック 2334.56 2361.89 2326.37 2360.92
債券市場： （始値） （終値）
米国債 2年物 2.145 2.314
米国債10年物 3.598 3.711
米国債30年物 4.314 4.393
先物市場：
NY金先物 900.0 911.0 900.0 905.8
NY原油先物 88.00 89.45 87.00 89.41
シカゴ日経平均先物 13315 13315 13160 13280
最終更新:1月25日7時26分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080125-00000002-fis-brf
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