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中国政府の投資ファンドである「中国投資有限責任公司」(CIC)が日本株の本格的な運用に乗り出すことが24日明らかになった。複数の関係者によると、CICの幹部が2月に来日し、市場の現状を調べる。大手証券会社幹部のほか、金融当局と面談し、情報交換する予定だ。CIC幹部の公的な日本訪問は初めてとみられる。
政府系投資ファンドをめぐっては不透明な運用手法に対する不安もあるが、日経平均株価の下落が進む中、「対日投資が拡大すれば、市場混乱の歯止めになる」(投資銀行幹部)と期待されている。
CICは中国の外貨準備高の一部を運用する政府系ファンド。資本金は約2000億ドル(約21兆円)にも上り、中国国内にとどまらず、資産の3分の1を海外投資に振り向ける方針。また、リスク分散を図るため、世界の主要市場で運用する考えで、対日投資もその一環とみられる。