★阿修羅♪ > 国家破産54 > 695.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ルクセンブルクのユンケル首相兼財務相・・・ 「パニックになる理由はない」 【ブルームバーグ】 投稿者 hou 日時 2008 年 1 月 23 日 23:37:03)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=amQUuGgeYiZo&refer=jp_europe
ECBはインフレ抑制への取り組み継続−トリシェ総裁議会証言(2)
1月23日(ブルームバーグ):トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は23 日、米経済のリセッション(景気後退)懸念から世界的に株式相場が下落したものの、ECBがインフレ抑制への取り組みを続けるとの見解を示した。
トリシェ総裁は欧州議会で証言し、「特に市場の大きな調整や混乱といった厳しい時期においては、一層のボラティリティ(変動性)回避のためインフレ期待をしっかりと抑制することがECBの責務だ」とした上で、ECBが「インフレ期待の抑制に必要な金利水準で短期金融市場が整然と機能すること」を確実にすると述べた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は22日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75ポイント引き下げ3.5%としたと発表。ECBの政策委員らは、欧州の景気見通しに対する自信を示し、インフレ抑制への注力を強調することで、米利下げへの追随には乗り気でないことを示唆している。
トリシェ総裁は議会証言で、ECBがユーロ圏の成長率が今年、約2%になるとの基本シナリオを維持する一方で、景気見通しについて「下振れ」リスクがあるとの認識を示した。また「実体経済はインフレに影響を及ぼす可能性があるため、今後どのように進展していくか見極めていく」と述べた。
同総裁は「われわれには中期的な物価安定を確実にする責務がある」とした上で、ECBは「物価安定の保証において信頼される存在でなければならない」と強調した。