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(回答先: 豪快な下げでも底抜けはまだ・・ 【Nevada】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 1 月 22 日 21:51:41)
東京もアジアも欧州も株安、東証一部時価総額400兆割る
22日の東京株式市場は、世界的な株安の流れを受けて全面安となり、2日連続で大幅下落した。日経平均株価(225種)の終値は前日比752円89銭安の1万2573円5銭と2005年9月以来、約2年4か月ぶりに1万3000円の大台を割り込んだ。
アジアの主要市場でも株価は大幅に下落し、ロンドン市場も続落で取引が始まった。米国の景気減速の懸念が強まる中、世界的な株安の連鎖に歯止めがかからない。
この日は、東京外国為替市場で円相場が一時1ドル=105円台まで急騰し、アジア各国の株式市場が軒並み急落した影響で、輸出関連を中心に東証1部の97%の銘柄が値下がりした。
日経平均の下げ幅は、07年8月17日(874円81銭安)以来の大きさ。今年に入ってわずか12営業日で日経平均は2734円(17・9%)も下落した。
東証株価指数(TOPIX)も同73・79ポイント低い1219・95と、05年8月以来の低水準に落ち込み、東証1部銘柄全体の時価総額は392兆3328億円と、約2年4か月ぶりに400兆円を割った。第1部の出来高は約27億8900万株だった。
市場関係者の間では「米株式市場が反転しない限り、東京市場の反発はあり得ない」(大手証券)との悲観的な見方が大勢だ。
株安が進む中、22日の東京債券市場では、危険度が比較的低い資産とされる国債への資金流入が加速し、長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りは一時、前日終値比0・050%低い1・310%まで低下(国債価格は上昇)し、2年4か月ぶりの低水準となった。
アジア各国も株安の猛威に見舞われた。22日の中国の株式市場では、中国4大国有銀行の一つ中国銀行がサブプライム関連で巨額損失を出しているとの観測が広まり、上海総合指数は前日終値比7・22%安の4559・75、深セン成分指数は同7・06%安の15995・85で取引を終えた。(センは土へんに「川」
香港株式市場のハンセン指数も同8・65%安の21757・63と米同時テロで暴落した2001年9月12日以来の大幅下落だった。
インド・ムンバイ市場はパニック売りで、代表的株価指数のSENSEX指数が取引開始直後に前日終値比で10%以上下落したため取引の一時停止措置が発動された。約1時間後に再開された取引は同4・97%安で終了し、インドのチダムバラム財務相は記者団に対し「投資家は冷静になるべきだ」と異例の呼びかけを行った。
このほか、台湾の加権指数が同6・51%安、韓国の総合株価指数が同4・43%安となり、インドネシアのジャカルタ市場、オーストラリアのシドニー市場の代表的株価指数も同7%台の下落となった。
(2008年1月22日20時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080122-OYT1T00526.htm