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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10066284605.html から転載。 2008-01-17 09:12:36 最近ガス器具や電気器具などでも類似の死傷事故が頻発している。少なくとも「危険経営致死傷罪」といったような刑罰を新設してでも、経営者に重罰を科すべきではなかろうか。他人を搾取して自身の栄耀栄華だけをはかってきた経営者にとって、所詮人命は軽いものでしかないのだから。 ========================================== http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080116k0000e040070000c.html 事件・事故・裁判 (写真省略) 三菱自動車(現在は三菱ふそうトラック・バス)製大型車のクラッチ系部品の欠陥を放置し、02年に山口県で男性運転手(当時39歳)の死亡事故を引き起こしたとして、同社元社長の河添克彦被告(71)ら元最高幹部4人が業務上過失致死罪に問われた事件で、横浜地裁(鈴木秀行裁判長)は16日、河添被告に禁固3年、執行猶予5年(求刑・禁固3年)など4人に有罪判決を言い渡した。 他に有罪を言い渡されたのは▽元副社長の村田有造(70)=禁固3年、執行猶予5年(求刑・禁固3年)▽元副社長で三菱ふそう元会長の宇佐美隆(67)=同2年、同3年(同2年6月)▽三菱自元品質・技術副本部長の中神達郎(65)=同2年6月、同4年(同)の各被告。 起訴状などによると、4被告は不具合情報の一部を隠す「二重管理」と国に無届けでヤミで修理する「指示改修」の実態を熟知していた。00年のリコール隠し発覚時、4被告は不具合情報の隠ぺい継続を決定し、運輸省(現国土交通省)に「98年以前の資料は保存されていない」と虚偽報告。クラッチ系部品の欠陥が放置され、山口県で02年10月、部品破断で制御不能に陥った大型トラックが地下道出入り口に激突し、男性運転手が死亡する事故を引き起こした。 被告側は、4被告が二重管理や指示改修の実態を知らなかったと主張。リコール隠し発覚時、不具合情報の選別作業の徹底を指示したが、担当者の独自の判断で不具合が残されたと訴えていた。 三菱自社の欠陥隠しをめぐる三つの刑事裁判で、最後の1審判決。ハブの欠陥を放置し、横浜市で02年に死傷事故を招いたとして三菱自元市場品質部長らが業務上過失致死傷罪に問われた裁判は、横浜地裁が07年12月に有罪を言い渡した。国に虚偽報告をしたとして宇佐美被告らが道路運送車両法違反罪に問われた裁判は06年12月、横浜簡裁が無罪とした。【鈴木一生】 ▽中井国緒横浜地検次席検事の話 当方の主張が認められた判決と理解している。 ▽三菱自動車の話 判決内容についてのコメントは差し控える。コンプライアンス(法令順守)確立への取り組みを継続する。 ▽三菱ふそうトラック・バスの話 コメントは差し控える。順法精神にのっとり社会的責任を果たす。 ▽国土交通省リコール対策室の話 今後とも、メーカーが適切にリコールするよう指導・監督する。
gataro-cloneの投稿
<「未必の故意」による殺人でも可だ!>三菱自欠陥隠し:元社長ら4人に有罪 横浜地裁【毎日新聞】
テーマ:その他分野の議論等
人命が失われているにもかかわらず、有罪とはいえ、全員に執行猶予のついたあまりに軽い刑罰だ。利益を優先した欠陥隠しで事故が起こったのは疑いのないところ。しかも事故が起これば人命が失われることも予測できる。従って一般感情から言えば、「未必の故意」による殺人事件と言っても言い過ぎではない。
三菱自欠陥隠し:元社長ら4人に有罪 横浜地裁
三菱自動車製大型車の欠陥隠し事件で、判決のため横浜地裁に入る河添克彦被告(前列左)ら=横浜市中区で2008年1月16日午後1時11分、三浦博之撮影