| Tweet |
(回答先: リップサービスに敬意を表したNY市場 【Ｎｅｖａｄａ】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 1 月 15 日 11:55:20)
「為替」 米株高受け、ドル・円年初来安値107.37円⇒108.32円／ニューヨーク外国為替市場概況
1月15日7時28分配信 フィスコ
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*07:26JST 「米株高受け、ドル・円年初来安値107.37円⇒108.32円」
【ロンドン市場概況】
14日のロンドン外為市場では、米欧金利差縮小観測からのユーロ買いを中心とす
るドル売りが継続したほか、リスク回避のクロス円の売りも出たことで、ドル・円
は108円14銭から107円61銭まで下落、ユーロ・ドルは1.4863ドルから1.4909ドルま
で上昇し、ユーロ・円は160円83銭から160円29銭まで下落した。ポンド・ドルは、
ユーロ・ポンドが0.7567ポンドから0.7595ポンドまで買われたこともあり、1.9599
ドルから1.9648ドルで上下する展開となり、ドル・スイスは1.0944フランから
1.0886フランまで軟調推移となった。
【経済指標】
英・12月生産者物価 投入指数：前月比+0.5％、前年比+11.2％（前月比予想
+0.8％、11月+2.0％、前年比予想+10.4％、11月+10.8％）、産出指数：前月比
+0.5％、前年比+5.0％（前月比予想+0.4％、11月+0.6％、前年比予想+4.6％、11月
+4.7％）
ユーロ圏・11月鉱工業生産：前月比-0.5％、前年比+2.7％（前月比予想-0.8％、10
月+0.5％←+0.4％）
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円107円88銭、ユーロ・ドル1.4889ドル、ユーロ・円160円60銭、ポンド・ド
ル1.9601ドル、ドル・スイス1.0929フラン
【ニューヨーク市場概況】
14日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は金融機関のサブプライム関連投資に
絡む更なる評価損計上観測や米利下げ観測に伴うドル売りにストップをつけて107円
37銭まで下落し年初来安値を更新したが、株式市場の大幅上昇を受けて108円32銭へ
反発し、108円18-25銭で取引を終えた。
ユーロ・ドルは欧米金利差縮小観測に伴う買いに1.4915ドルまで上昇し年初来高値
を更新後、米株価上昇に伴うドル買いに1.4864ドルへ反落し、1.4863-69ドルで引け
た。ユーロ・円はマクロファンドや本邦資本筋主導のリスク回避のキャリートレー
ド手仕舞い売りに159円93銭まで下落後、株価上昇に連れて161円11銭へ反発した。
ポンド・ドルは英景気減速観測に伴う売りに1.9604ドルから1.9556ドルまで下落
し、ドル・スイスは史上最安値更新後に1.0940フランまで反発したが、上げ渋り
1.0915フランへ弱含んだ。
【FF先物米金利変更織り込み率】
1月の利下げ確率：3.75％まで100％で変わらず、3.50％まで44％←40％
3月の利下げ確率：3.50％まで100％で変わらず、3.25％まで44％←40％
【シカゴVIX指数：株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
22.90←23.68、日中最大23.93（07年最大：8/16の37.50）
【原油市場】
原油相場は4営業日ぶりに上昇。先週のきつい下落（-5.3％）の反動に加え、本日の
ドル相場が対ユーロで最安値目前まで下落するなどドル安加速に伴い代替投資先と
しての投資魅力が高まることで買いが先行した。また、先週史上初めて900ドル台を
つけた金先物相場が続伸、銅先物相場も2ヶ月ぶりの高値水準に上昇するなど他の商
品相場が強含んだことも買い安心感に繋がった。NY原油先物価格は94.20ドル（前日
比+1.51ドル、+1.6％、年初来-1.8％）まで上昇し高値引けとなった。
【株式市場概況】
米株式相場は上昇。今週から07年10-12月期決算が本格化する中、ハイテク大手が
業績上方修正を発表したことが好感され終日堅調な展開となった。また原油などの
商品価格の上昇を受けた素材やエネルギー関連銘柄の上昇も指数を押し上げた。セ
クター別では半導体・同製造装置や素材が上昇した一方、食品・生活必需品小売や
耐久消費財・アパレルが軟調。コンピュータサービス大手のIBM(IBM)が利益見通し
を事前予想を上回る水準に引き上げて上昇。ニュース・サイトのCNETネットワーク
ス(CNET)は投資ファンドによる買収に反対しポイズンピル条項を適用したことを明
らかにし4％高。また、デパートのメイシーズ(M)は人員削減を発表し3％高となっ
た。一方で小売大手のシアーズHD(SHLD)は業績が大きく落ち込むことを明らかにし
下落。ダウ構成銘柄では、ボーイング(BA)がバーレーンの航空会社から787型航空機
を16台受注したことを明らかにして小幅高となった。結局ダウは171.85ドル高の
12778.15、ナスダックは38.36ポイント高の2478.30で取引を終了。明日はサンフラ
ンシスコで開催されている「マックワールド」でアップル(AAPL)のスティーブ・ジ
ョブスCEOによる基調講演が予定されており、新商品・サービスの発表に注目が集ま
っている。
【通貨オプション】
ドル・円オプション市場では、ドル・円が年初来安値更新した事を受けて買いが
強まり1ヶ月物変動率は12.100％から13.35％（最近の高値8/17＝23％、99年来の高
水準）、3ヶ月物は11.225％から12.025％(8/17＝15.25％、2000年来の高水準)、6ヶ
月物は10.475％から10.825％(8/17＝15.25％、2000年来の高水準)、1年物は、
9.75％から10.10％（8/17＝13.80％、2000年来の高水準）へそれぞれ上昇した。
リスクリバーサルでは、投資家のドル先安観を受けた円コール買いが更に強ま
り、25デルタ円コールオプション1ヶ月物は3.00％から3.300％（8/17=+6.5、2003年
10月）、3ヶ月物は3.55％から3.85％、6ヶ月物は4.075％から4.225％、1年物は
4.325％から4.425％へそれぞれ拡大している。
【経済指標】
特に無し
【要人発言】
ECB声明
「ECBは、綿密に流動性状況を監視」
「短期金利が政策金利である4％近辺を維持するよう、必要である限り資金供給オぺ
を実施、流動性を市場に供給していく」
「ECBは金融機関が準備預金積み立て期間の早い時期に所要額を確保できるよう、必
要な限り主要リファイナンシングオペを実施しベンチマーク以上の流動性を供給す
る」
トリシェECB総裁
「ユーロ圏成長率は、潜在的成長率2%近辺を予想」
「サブプライム危機、保護主義が経済のリスク」
中国の季勇・財政次官
「政府は構造改革と余剰流動性問題の根本的な解決に注力していく」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場： （始値） （高値） （安値） （終値）
ドル・円 108.08 108.32 107.37 108.17
ユーロ・ドル 1.4878 1.4915 1.4863 1.4870
ユーロ・円 160.79 161.11 159.93 160.83
ドル・スイス 1.0931 1.0946 1.0886 1.0931
ポンド・ドル 1.9642 1.9648 1.9555 1.9560
株式市場：
NYダウ 12613.78 12794.57 12613.70 12778.15
ナスダック 2469.28 2483.13 2455.34 2478.30
債券市場： （始値） （終値）
米国債 2年物 2.550 2.554
米国債10年物 3.783 3.774
米国債30年物 4.375 4.359
先物市場：
NY金先物 911.5 912.0 903.1 903.4
NY原油先物 93.40 94.20 93.10 94.20
シカゴ日経平均先物 14200 14275 14170 14210
最終更新:1月15日7時28分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080115-00000002-fis-brf
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。