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【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は10日、ワシントンで講演し、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を発端とする金融不安の長期化で「景気下振れのリスクが一段と高まった」との懸念を表明した。「必要に応じて大幅な追加措置をとる用意がある」と述べ、大幅な追加利下げに踏み切る考えを示唆した。これを受け、市場では0.5%を軸とする利下げ観測が高まり、米株式相場は大きく上昇した。
FRB議長が事前に強い表現で大幅利下げの意向を示すのは異例。FRBは29、30日に開く次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、昨年9月から4 回連続の利下げを決める公算が大きい。最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、現行の年4.25%から年3.75%に引き下げるとの観測が市場では大勢だ。