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(回答先: 【MONEYzine、貧困スパイラルと下流食いビジネスに覆われた日本】(郵政民営化で全てが解決すると言った馬鹿がいます) 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 12 月 28 日 21:13:58)
日本経済は1987年のブラックマンデイのバブル破綻以後の処理を誤って、貧富の差ができました。1986年ごろ、大学生の間で流行りましたのが、○金○貧(マルキン、マルビ)でした。そもそもこの時代からおかしかったようです。金持ちと貧乏がブランドになってパロデイにされました。およそ20年過ぎました。都会にいて、土地や大手の会社の管理職の子は赤いスポーツカーに乗って遊びまわり、都会に居ても土地も金も土地も持たない人の子は一点集中型のブランド品を身につけて自分の経済的貧しさを隠そうとしました。会社でも労働組合は避けられて、ブランドの店へ行って、ワインや高級料理を姉ちゃんと食べてデートして、4畳半の部屋に帰ったらカップラーメンを食べている。感覚がどこかおかしかったなあ。人の感覚が狂ってしまった。この頃からもう20年過ぎたのです。
貧富の差が拡大しました。先祖の土地さえあれば、株や土地に投資して遊んで暮らせる金が手に入り、と株や土地を持たないものは投資ができずにもらった給料で貧しくくらすだけ。20年の間に中産階級がいなくなり、一握りの特権階級とその日暮らしで、未来に光を持たない大多数の者達が80%を占めます。
こんな日本の在り方にどうして多くの大衆は選挙で今の政治にノーを突きつけなかったのでしょう。政治を変えることが出来たのに。穏やかに、ユックリと。親や若いお兄さんやお姉さんはどうして、政治に無関心なのでしょうか。まさに、追い詰められています。小学生、中学生、高校生、短大生の未来は悲しいです。正社員になれず、派遣社員で、一生を暮らす積りなのかしら?結婚結婚で大喜びしますが、その二人にできた子供には未来がありません。運動能力に優れて野球選手、サッカー選手、声がよくて歌手になる、顔をよくて芸能人、子供達は夢を持てば必ず実現すると言われながら、なれるのは0.0005%しかなれない。後は、派遣社員となって、契約社員となって、一生使い捨てされる人生を送る積りかしら。
親は本当に子供達の未来に責任を持たない。そのくせ、子供が生まれたらよかったよかったと大喜びしますが、それでけ喜ぶんだったら、社会を変える様にどりょくしろと言いたい。そんな自分の子供も小学校の1年生で失望する。うちの子は勉強は好きじゃないみたい。後は野球が好きだから野球で可能性、声がいいから歌で可能性、顔がいいから芸能人、というところでしょうか。
1)こんなもの、死ねというに等しい。
Aさんの場合、登録した派遣会社から携帯にメールが入り、翌日の仕事が決まるという「携帯派遣」システム。登録時の仕事内容には、いろいろな職種が掲載されているが、実際にあるのは重労働ばかり。それも、極めて劣悪な条件の日雇い労働である。集合時間は、作業開始の1時間前で、10時間労働もザラ。時給は1000円とそれなりの金額だが、集合前と休み時間の1時間は支給外になる。交通費は、一定金額以上は支払われず、自腹を切ることになる。
毎日の取り決めとして、出発時間・集合時間・現場到着時間の3つに遅刻ラインが設定されている。もし1分でも遅刻でもしたら、ペナルティとして500円・500円・1000円を、給与から天引きされるシステムになっている。そのうえ、グループ管理制度がとられていて、自分と同じチームの人間が遅れたら、全員が罰金を取られることになる。派遣先紹介の担当者からは、「指定の作業服やヘルメットを購入すれば給与も上がるし、仕事も増える」 と、甘い言葉で勧誘される。
このように、至るところに、派遣労働者からの搾取の罠が仕掛けられているのだ。Aさんの場合、さらにレストボックスに滞在していて、1泊1500円かかる。レストボックスとは、2段ベッドが並ぶ相部屋で、トイレ、キッチン、シャワーがついている簡易宿泊所。昔は「ドヤ」とか「飯場」と呼ばれた場所である。
こうしてみると、1日働いても6500円しか残らず、そこから交通費の自己負担分や食事代を引けば、5000円前後になってしまう。Aさんの場合、ここから仕送りをするのだが、せいぜい12万円前後がいいところ。これでは、地方に残してきた妻と子は、生活保護一歩手前のギリギリの暮らしなのだ。
2)こんなのは戦前の昭和の暗いタコ部屋だ。
そんな状況では、急病とか事故とか何かトラブルがあると、医者にかかる費用どころか、生活費も滞ってしまうので、Aさんはどうするのだろうか?
「そんなときには、派遣会社系列のローン会社にお金を借ります」 ということだが、人材派遣業務だけではまだ足りずに、ローンで借金漬けにして、暴利をむさぼろうという魂胆が見え隠れしている。
現在、身分や収入が不安定な派遣労働者やフリーターなど非正規労働者たちから搾取しようとして、いろいろな “貧困”ビジネスがはびこっているのだ。特に、消費者金融などのローン会社やパチンコなどの娯楽会社も、顧客を「低収入の若年男性」にシフトしている。
彼らの不安定な収入では、サラ金に頼らざるを得ないからだ。しかし一度借りると、奈落の底に堕ちる。例えば、29。2%(サラ金の上限金利)で50万円借りると毎月利息を払っていても、3年後には2倍になっている計算だ。サラ金にとっては、彼らは永遠に金利を払い続ける「上客」ということになる。
また身分が不安定で保証人がいないと、部屋を借りたくても借りられないので、保証人紹介なるビジネスも登場する。賃貸契約時に保証人になって、借り主が滞納した際に家賃を保証するシステムだ。その場合、ペナルティとして、借り主本人に、金利を40%上乗せして請求する。40%といえば、以前の出資法の上限であり、現在は違法行為なので刑事罰に相当する犯罪である。
3)これじゃ、人間なんてやってられね〜。
多くの場合、派遣先が人材派遣会社から推薦された派遣候補者を直接面接して、各競合会社と競わせて、いちばん安いところに決定される。人件費のダンピング合戦が広がり、派遣される当事者たちは当初派遣会社と契約した金額から、どんどん下げられる。また、下げなければ、仕事にありつけないという弱い立場になっている。
労働時間や勤務形態の一方的な変更も迫られれば、それに従うしかない。昼間勤務から深夜夜間勤務への変更を同一賃金で迫られたり、人手不足だといって事務作業から組み立て作業などへの変換を強制されたりする。
派遣業の社長が60%ピンハネして、カネがあまって仕方なく、競馬馬買って、競馬場で走らしたら、優勝しちゃって、またカネが手に入ったという話があります。
来年から世界は経済的には大動乱に入るのではないかと思っています。この結果、日本の社会は破綻し、社会情勢が一挙に不安定になり、犯罪が多発すると思われます。これはえらいことですよ。
不況になって民営化ブームを作って、日本をつぶしたのは、石油ショックの後の民活の中曽根せんせと小泉せんせでした。歴史は繰り返しているのですね。
日本列島不沈空母で有名な中曽根せんせの時は、北海道札幌で小学生の子供をかかえた母親が病気で働けずに、餓死しました。福祉事務所のおじさんがこられて、「あんた働けるでしょう。女なんだから。ええことして、働いてね」と言って、福祉の援助をせずに切り捨てたのです。
今もこんな話があります。日本の国民の皆さん、だれも読まないでしょうが、次はあなたですよ。あなたですよ。