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【ニューヨーク=財満大介】米住宅価格の下落が続いている。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日発表した10月の米一戸建て住 宅価格は前年同期比6.7%の下落となり、下げ幅が1987年の統計開始以来、過去最大になった。
下落は10カ月連続。信用力の低い個人向け住宅融資(サ ブプライムローン)問題を受けた金融不安の影響で、住宅の販売不振が一段と深刻になっている。
データはS&Pが米イェール大学のロバート・シラー教授らと開発した「ケース・シラー住宅価格指数」。米主要10都市の一戸建て住宅の売買実績に基づき算出した。10月の下落率はこれまで最大だった91年4月の6.3%を上回った。前月比の下落率は1.4%。
対象を20都市に広げた総合指数は前年同期比6.1%の下落。17都市が前年比で下げた。下落率が最も大きいのはフロリダ州マイアミ(12.4%)。次 いでフロリダ州タンパ(11.8%)、ミシガン州デトロイト(11.2%)、カリフォルニア州サンディエゴ(11.1%)の順。