★阿修羅♪ > 国家破産54 > 273.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://diary.jp.aol.com/fcybbrnndg/
2007/12/22 9:48
金曜日の買戻しとドル高・金(ゴールド高) 分類なし
--------------------------------------------------------------------------------
NY市場はドル高・株高・金高という、一般的な解説では本来なら有り得ない動きをしていましたが、個別の背景を見れば納得できる動きだと言えます。
【株高】は世界の中央銀行が総額で80兆円以上の資金供給をすることで、金融市場は一息ついた格好になっており、これで今まで空売りしていた向きが買い戻し、更に週末の基準価格を引き上げるために機関投資家が買い出動したということもあります。
【ドル高】はFRBがECBにドルを融通すると発表しましたように、今や世界中に過剰ドルなどなくなってしまっておりドルが稀少な存在になりつつあるからでもあるのです。
今まで日本などではドルは世界中にばら撒かれており暴落するとしきりに述べられていましたが、いざ金融混乱が起こりますと世界中の銀行がドルを欲しがり、特にヨーロッパの金融機関はドルを殆どもっていませんでしたからECBにドルを求めたものの、ECBも
多額のドルを保有しておらず、このまま事態を放置すれば、ヨーロッパの銀行がドル調達不能に陥ることになるためにFRBに泣きついたのです。
今後、金融危機が深刻化すればするほど、ドル不足が世界中で認識されることになり、
ドルは当面115円から120円を目指して上昇していくことになります。
一般にドル暴落が言われれば言われる程、ドルへの空売りが増え、ドルは上昇することになります。
110円以下でFX取引でドルを空売りをした個人は115円を突破した際には
総ふみ上げに発展して悲惨な状況に陥ることになるかも知れません。
【金】は、今のような金融安定は一時しのぎであり、いずれ金融大崩壊が起こるであろうとする資産家・機関投資家が現物で金を買い始めたために上昇しているもので、これに
ワールドレポートでも指摘しましたが、金先物市場は非常に小さいマーケットであり、機関投資家がちょっとの買い物を入れれば何とでもなる市場なのです。
結果、相乗効果で上昇しているという背景があります。
今の金融市場はバラバラに動いており、今後これらがひとつの動きになった際には
大変動を起こします。
下向きの変動であれば、全てが暴落しますが、果たしてどのような動きになるでしょうか?
12月15日付けワールドレポート【投資特集】をお読み頂ければお分かり頂けると
思います。
--------------------------------------------------------------------------------
トラックバック(0)
2007/12/21 18:29
内閣支持率急減で公的資金買い出動? 分類なし
--------------------------------------------------------------------------------
福田内閣の支持率が急減したことを受け、一部では解散に追い込まれるのではないか?との指摘が外人等からされており、このままいけば株価は急落する恐れがあったために、
朝方から日経平均連動銘柄に信託銀行経由で年金資金の物凄い買いが入れられていた
ようです。
来週発表になります売買動向では、信託銀行(年金資金)は一週間で2000億円近い買い越しとなるかも知れません。
<信託銀行買い越し額>
12月第2週 1052億円
12月第1週 933億円
11月第4週 1820億円
11月第3週 1047億円
それにしましても、信託銀行の買いは今や異常な膨らみ方をしており、年金資金が
せっせと買い支えている姿がありますが、これ幸いに売っているのが<外人>です。
12月第2週は4755億円という膨大な売り越しになっていましたが、これに買い向かったのが信託銀行(+1052億円)、信用取引(+2192億円)となっているのです。
今の日経平均15,000円から15,500円で個人は信用で買い向かっていますが、もし、この日経平均15,000円割れが出てきた場合、担保割れとなり、総投げとならざるを得ない状況に追い込まれます。
日経平均15,000円を果たして守り切れるでしょうか・・・。
--------------------------------------------------------------------------------
トラックバック(0)
2007/12/21 8:23
年金資金が1000億円を超える買い越しで・・ 分類なし
--------------------------------------------------------------------------------
12月第2週の売買動向が発表になりましたが、ここで明らかになっていますのは、
一貫して買い越している<年金資金>の姿です。
1052億円の買い越し(前週は933億円の買い濃し
<年金資金>は日経平均16,000円以下では徹底的に買いを入れている姿がありますが、今や日経平均は15,000円割れ寸前にまで落ち込んできており、すでに防衛ラインである16,000円を放棄し、防衛ラインを15,000円に設定しているようです。
もしこの<防衛ライン:15,000円>を割るようであれば、防衛ラインを13,500円にするのかも知れませんが、これでどれだけの含み損を拡大させるでしょうか?
気がつけば年金運用で10兆円を超える損を抱えて身動きとれないことになっているかも知れません。
それでも株は上がることもあるから、と運用担当者は述べるでしょうが、反対に下がり続けるということもあるわけであり、そうなれば一体年金はどうなるでしょうか?
まさか、公務員年金だけは株などでは運用していません、ということはないでしょうが・・・。
--------------------------------------------------------------------------------
トラックバック(0)
2007/12/21 8:10
NY市場は再度ジグザグ・・ 分類なし
--------------------------------------------------------------------------------
NY株式市場は、昨日と同じの<ジグザグ>の動きをして、しかしながら最後には
上がって終わっていました。
ここまで中央銀行が資金供給を行っている中、株価は伸びないのです。
むしろ、ここまで『カンフル剤』を打たれながら、これだけしか上昇しないという言い方があたっているかも知れません。
今後、今以上の『カンフル剤』はあるでしょうか?
市場が期待しているのは『公的資金』の導入ですが、ブッシュ大統領はこれを否定しています。
今後市場が金融株を売り込み金融危機が勃発した場合には、巨大銀行の実質国有化という事態に発展することになるでしょうが、その際には株価は暴落しているはずです。
政治判断として、暴落させて救済するのか、暴落する前に救済するのか。
皆、クリスマスどころではない事態に追い込まれています。
--------------------------------------------------------------------------------
トラックバック(0)
2007/12/20 19:37
値下がり銘柄数1295銘柄 分類なし
--------------------------------------------------------------------------------
値下がり銘柄数 1295
値上がり銘柄数 341
ほぼ全面安という展開になっていました。
朝方は比較的強い動きとなっていましたが、徐々に値下がり銘柄数が多くなり、終わってみれば1300銘柄近い値下がりとなっていました。
指数は日経平均では1円高となっていながら、ほぼ全面安となっており、以前にも指摘しましたが、もはや完全に日経平均の株式の指標という意味はなくなっていると言えます。
それにしましても、今日の株式は【トヨタ】の安値引けと資源株の雄ともいわれる
【住友鉱山】の下落が注目すべきではないかと思っています。
【トヨタ】 −30円(5930円)
【住友鉱山】−34円(1879円)
【住友鉱山】は一時は3280円(7月23日)と3000円を越えていましたが、今や2000円をも割り込む動きとなっており、下落幅は1,401円、高値からの下落率は42%を超えるのです。
この物凄い下落する間、信用買い残が急増しており、個人が買い下がりを続けている姿が
見られます。
個人が買っても買っても値下がりする。
なぜでしょうか?
【ワールドレポート(12月1日号)】で指摘しましたが、今や資源高が終わりを告げており、株価はその資源価格に連動するように下落するしかないのです。
この【ワールドレポート】を見られ、空売りを掛けられた方もおられるようですが、
外人は猛然と現物で株を投げてきており、個人が買っても買っても値下がりする状況に
なってきているのです。
株価収益率(連結)で8倍という超割安ですが、もし資源価格が更に急落するようなことがあれば業績は急悪化しますので。今の割安が割安ではなくなってしまうのです。
株式市場には、異常な位安い銘柄がごろごろしていますが、積極的な買い手がいない今、
株価は値下がりするしかありません。
それどこころか外人が一斉に投げてきた場合、株式市場は底抜けるかも知れません。
今はそのぎりぎりの分岐点にいるように思えるのですが・・・。
http://diary.jp.aol.com/fcybbrnndg/