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2007/12/20 7：48
上がって下がって叉上がってそして下げて終わったNY市場 分類なし
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ＮＹ株式市場は、めまぐるしい動きとなっていましたが、最後には下げて終わるという
状態となっていました。
モルガンスタンレーの一兆円の損失で本来ならもっと下げてよい筈なのですが、今の
金融市場は、『一兆円の損失』には慣れた、ということになっているのです。
次に発表になるのは【バンカメ】かも知れませんが、大手金融機関が順に『一兆円』の損失を発表して、そしてまた最初に戻り、今度は２兆円の損失計上になり・・・という
損失計上の輪が出来上がりつつあります。
そして、慣れた筈の『一兆円の損失』ですが、気がつけば経営上重大な問題が発生していたということになります。
今はアラブ・中国が何とか不足した自己資本を補っていますが、そのうちに足らなくなる
のは必至であり、そのときに一体どこに資本を依頼することになるでしょうか？
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2007/12/19 18：04
株価を支えることが出来るのは？ 分類なし
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今日の東京株式市場は一時は上昇に転じましたが、引けにかけて売られ、安値引けという状態になっていました。
相場の鏡とも言える動きをしていましたのが【トヨタ】株ですが、朝方あっさりと
６，０００円の大台を割り込み、ここでトヨタ系投信と見られる買いが入り６，０００円台を回復し、引けにかけ再度売られ終わってみれば５９６０円の安値引けとなっていました。
売られ、買われ、最後にまた売り込まれる。
まさに今日の株式市場そのものの動きとなっていました。
この動きの中で、株式持合い・業績好調の話が出ました【新日鉄】は朝方は２６円高まで急騰していましたが終わってみれば一円高となり、引け前には安くなる場面もある有様でした。
よい材料が出ましても反応しなくなっている今の株式市場の典型例ですが。、これは
それだけ資金の逃げ足が早いということでもあり、中長期でどっしり構える投資家が
いなくなってしまっているからでもあるのです。
＊この点は昨日専用サイトにアップさせて頂きました通りです。
では、今、値下がりしている株価を支えることはできるでしょうか？
短期的に支えることは可能です。
【自社株買い】です。
今や上場企業は空前の現預金を積み上げています。
これを【自社株買い】にまわせばよいのです。
企業は金融機関に無利息で現預金を積むより、自社株買いを行い市場から株を吸い上げ、その吸い上げた株を消却してしまえばそれだけ株数も減るわけであり、配当金負担も減り、かつ買占め（買収）リスクも減ります。
＊流通株が減れば当然株価も上がり、買い占める側の一株あたり負担が大きくなり、
買収がしにくくなります。
弁護士やコンサルタントに何億円というお金を渡して買収防止策を作るより、昔ながらの
自社株買いをしたほうが遥かに効果ある買収防止策だと言えます。
例えば、１０００万株の発行済み株のある会社で５０％が安定株主としますと、１０％の自社株買いを行えば１００万株が消えることになりますが、実際には流通株５００万株の１００万株が市場から消えるわけであり実質的には２０％もの株数削減になるのです。
これだけ流通株数が減れば売り圧力が減りますので、株価は自然と上昇していきます。
企業も自社株買いをするということは究極の投資とも言えるのです。
自分のところの会社の株を買わずして他人（個人）に買わすということは間違っています。
今や個人・政治家・官僚が声を大きくして企業に【自社株買い】を求めるべきかも
知れません。
＊ただ、この効果は一時的なものに過ぎませんが・・・。
http://diary.jp.aol.com/fcybbrnndg/
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