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米証券大手ゴールドマン・サックスが18日発表した9―11月期決算は、純利益が32億1500万ドル(約3600億円)と前年同期比2%増えた。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連では保有する証券化商品で評価損が発生したが、株式の引き受けや自己売買が好調で、エネルギー関連の投資も伸びた。
事業会社の粗利益に相当する純営業収益は前年同期比で14%増えた。住宅ローン関連の事業では、引き受け部門が証券化商品の価格下落で評価損を出した一方、トレーディング部門が証券化商品を空売りして利益を上げた。他の金融機関の業績が低迷する中で、増益を確保した要因のひとつとなった。
2007年11月期通期の純利益は116億ドルと前の期に比べ22%増え、年間としては過去最高益を更新した。欧州、アジア、中東など米国外の事業を拡大した効果も出た。
(ニューヨーク=松浦肇) (01:21)