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2007/12/16 7:39
今週からはきつい週に・・・ 分類なし
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先週は比較的”落ち着いた”一週間でしたが、今週はいよいよ激動する週に突入することになる筈です。
先週の下げを"落ち着いた”というのはおかしいといわれる方もいるかも知れませんが、
今週から始まります下げは今までの下げが”かわいい”といえるほどの大きな下げ相場に
なるのです。
一貫して述べて着ました通り、先週までは楽しめる相場だったのですが、今週は多くの投資家が震撼するような発表が相次ぎ、金融市場が激動する可能性が高いのです。
願わくば"暗黒のクリスマス”は避けてもらいたいと思っておりますが、この願いは
果たして中央銀行総裁に届くでしょうか?
先週のFT紙の表紙に登場した【世界の中央銀行総裁】の顔がどこか不安げに見えるのは
うがった見方でしょうか・・・。
(日本銀行総裁の顔は?どこにもありません。世界の対応は日本は蚊帳の外におかれて
いるのです。これが日本のおかれている状況なのです)
詳しくは15日付けワールドレポートをご覧ください。
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2007/12/14 18:37
先物に振りまわされた日経平均と指標の意味 分類なし
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日経平均はいまや日本の株式市場の指標性をなくし、単なる外人・機関投資家の
『おもちゃ』的存在になってしまっています。
今日の日経平均は公的資金が先物に物凄い(一瞬にして2000枚以上)買いを入れ、日経平均が上昇したところまでは想定どおりだったのですが、そこで今度は外人が猛然と売り込んできたのです。
この売込みで日経平均は急落するか?と思いきや、公的資金が猛然と買い支え、買い上げるという態度に出てきており、『ここで日経平均を急落させる訳にはいかない』という
政治的な動きがあったようです。
結果、日経平均は昨日の終値近辺で激しい上下動と繰り返すという乱打戦を繰り広げて
いましたが、蚊帳の外に置かれた『東証株価指数』は、ずるずると値下がりを続け、
終わってみれば15ポイントマイナスの1501ポイントで引けていたのです。
日経平均になおせば150円以上に相当する下落になるのです(実際の日経平均は
22円のマイナス)。
そしてその結果が値下がり銘柄数1086銘柄(値上がり銘柄数544銘柄)となって
いたのです。
今日の日経平均の<比較的強かった>のは以下の銘柄が全てだったとも言えます。
東京エレクトロン +170円
アドバンテスト + 70円
で、足を引っ張ったのは以下の銘柄です。
トヨタ −110円
新日鉄 − 20円
ソニー −120円
それにしましても、今や日経平均の指標性がなくなってきたとも言え、そろそろ個人投資家は『日経平均』を忘れ、『東証株価指数(TOPIX)』を指標としてみていくべき
時が来ているとも言えます。
さもないと、実態と余りにも遊離した指標(日経平均)をいつも参考にし、実態を見失うことになるからです。
中々慣れ親しんだ指標を無視するのは難しいものですが・・・。
今週末は慣れ親しんだ『会社四季報』最新版を買い込んで業績等の分析をするのも
よいかも知れませんが、今の相場は業績云々ではまったくはかれない動きとなってきて
おり、この面ではアナリスト泣かせな相場と言えます。
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