★阿修羅♪ > 国家破産54 > 125.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【ニューヨーク=松浦肇】米大手銀行のバンク・オブ・アメリカは、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に関連して、10―12月期決算に33億ドル(約3700億円)の追加損失を計上する。米証券取引委員会(SEC)への提出資料で12日、明らかにした。主に住宅ローン債権が損失の対象で担保となった住宅価格の下落が響いた。ただ、10―12月期は赤字には陥らない見通しだという。
米大手銀のワコビアも同日、SECへの提出資料で10―12月期決算でサブプライムローン関連損失を10億ドル(約1100億円)計上する見通しを明らかにした。住宅ローン債権に加えて、証券化商品、企業買収に用いるLBO(借り入れで資金量を増やした買収)向け融資に損失が発生したという。
米欧の金融機関大手では、先にスイスのUBSが100億ドル(約1兆1000億円)の追加損失を発表したばかり。サブプライムローンに絡む損失は金融機関全体で8兆円を超し、さらに膨らむ恐れがある。 (11:12)
関連特集