★阿修羅♪ > 国家破産53 > 815.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://markets.nikkei.co.jp/kaigai/summary.aspx?site=MARKET&genre=c8&id=MS3M0800D%2008122007
今週の米株式相場は11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容が焦点となりそうだ。信用力が低い個人向け融資(サブプライムローン)問題の深刻化を受けて、0.25%の追加利下げを予想する投資家が多い。同時に発表する声明文の中身も注目点だ。
先週はブッシュ大統領が変動金利型サブプライムローンの金利据え置きなどを柱とする追加支援策を発表したことなどが好感され、ダウ工業株30種平均は週間で250ドル超上げた。
先週末発表の11月の雇用統計が堅調な内容だったことも株価を押し上げる要因となったが、その半面、FOMCでの利下げ幅が0.5%にのぼるとの予想は後退し、「0.25%利下げ」で市場の見方はほぼ統一されている。それだけに米連邦準備理事会(FRB)が声明文で、金融緩和の継続姿勢を示すかどうかが株価を左右する材料となりそうだ。
FOMC通過後は再び景気動向などに目が向かう可能性がある。今週発表の経済統計では10月の貿易収支や11月の小売売上高などが注目されそうだ。
(ニューヨーク=山下茂行)