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【報道2001抄録】増田総務相「消費税を中心に税収構築」【産経】
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071202/lcl0712022121003-n1.htm
2007.12.2 21:21
このニュースのトピックス:消費税問題
平成20年度税制改正の焦点の一つである大都市と地方の税収格差是正問題や、地方再生策について増田寛也総務相が語った。
【地方法人2税】
−−税収格差の解消法は
「東京都は非常に税収が増えている。来年度は増えると思うし、今年も非常に多い。私が岩手県知事をやっていた平成12年か13年ころ、東京都の法人2税の余剰分は3000億円ちょっとぐらいだった。
翌年、交付団体に転落するのではないかとみていた。法人2税は景気が良いときは伸びるが、悪いと落ちるのも極めて早い。
法人2税は地方税の中で4分の1ぐらい占めている。本当に将来の地方税制を安定させるためには法人2税に頼るのではなく、消費税を中心に税収を構築していくという展望をもっていないといけない」
−−地方に配分する消費税の割合をどのくらいにしたいか
「今の5%という税率は変えずに地方の配分を大きくしていく。それだけだと国税が減るので、(その代わりに)法人2税を国税に返す。税源交換だ」
【道路特定財源】
−−道路特定財源の暫定税率は今後どうすべきか
「暫定税率はそのままにして、必要な道路をきちんと整備をする。代わりに、税金を納めている人の納得がいくような形にしなければならない。(道路歳出を上回る余った税収を)一般財源化するというのは閣議決定で決まっている。その上で、それを道路にあてるのか、ほかにあてるのか、きちんと考える必要がある」
【地方ブランド】
−−地方ブランドのあり方は
「一点に集中することだ。宮崎県は去年の今ごろは、(前知事が逮捕された官製談合事件の)汚職があって県民みんなが自信を失ってたが、今は地鳥とマンゴーという特産品で、そのことを忘れちゃった。
地方自治体に真剣に考えてほしいのは人材育成だ。一発何かを当てても長続きしない。リタイアした団塊世代の優秀な労働力の次を考えないと、ブランド競争には勝っていけない」