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大統領やお付の州知事連中は、ワールドカップのブラジルへの招聘でスイスを訪問した時点で知らされていたという(フォーリャ・デ・サンパウロ紙)、今回のリオ・サントス沖トゥピー大油田の発見。別略図で見る通り、アングラから280キロの地点にある。
石油価格が100ドルに近づく八日、ペトロブラスの公式発表で、同社株は14%も急騰したが、同油田の石油・ガス埋蔵量は50億〜80億バレル、300〜480億ドルと見積もられ、総埋蔵量は50%増の140億バレルとなり、2年間に10億ドルを投資し、6〜7年後に生産に入るという計画。5〜7千米と深い海底油田だが、軽質油。
ブラジルが06年五月に自給自足体制に入ったというのは計算上だけ。今年九月の同社の石油国産は176万9100バレルで消費に足りない。これまでは重質油を輸出し、軽質油を輸入しており、石油貿易バランスは昨年は25億ドルの赤字、今年も九月までで22億ドルの赤字で、年末までには50億ドルになろうという。
今回の発見で生産がほぼ倍増すれば、文字通り自給自足から輸出まで可能となる。バランスの改善で、国際金融不安などに対し、一層体制が強化される。 今回の新油田で、ペトロブラスの埋蔵量での世界ランキングは別表の通りエクソン、ルコイル、ペトロチャイナ、BPに次ぎ、シェルやシェブロン、トータルなどを追い越す。 国別の埋蔵量でのランキングも別表のようにサウジアラビア、イラン、イラク、クウエート、アラブ連合、ベネズエラ、ロシア、リビア、カザキスタン、ニゼリアの10大国のあと、米国に次ぎ、カナダや中国、カタール、メキシコ、アルジェリア、アンゴラ、ノルウエー、アゼルバイジョンを追い越す20大生産国の半ばに参加することになる。