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<原油高>家計負担額は1世帯年1万4000円増
11月22日19時36分配信 毎日新聞
原油相場の高騰に伴うガソリン価格、灯油価格の値上がりが今冬、家計を直撃しそうだ。第一生命経済研究所は、年内にも到達する見通しの高値水準が今後1年間続いた場合、家計の負担額は06年と比較して全国平均で1世帯当たりで年間1万4000円増える、との試算を発表した。
試算は、ガソリン価格が1リットル当たり155円、灯油価格が18リットル当たり1700円で今後1年間推移する前提で行った。消費量が変わらない場合、ガソリンの年間支出額は06年に比べ全国平均で約1万円、灯油は約4000円増加するという。
ガソリンは交通機関の発達した都市部ほど支出額が少なく、灯油は寒冷地ほど暖房用需要が多い。1世帯当たりの年間負担額(ガソリン、灯油計)が最も増えるのは北海道で2万6000円。以下、東北2万4000円、北陸2万2000円の順。最も少ない近畿1万円、関東1万1000円に比べ寒冷地は2倍以上の負担増となる。
最近10年間でガソリンなどの価格が最も低かった98年と比べた場合、年間負担額は全国平均で5万円以上増える計算になるという。
試算は年間ベースの数字だが、灯油の消費は冬季に集中する。寒冷地が受けるしわ寄せは特に大きく、他の消費支出を抑制し地域経済を冷え込ませる可能性がある。【三島健二】
最終更新:11月23日0時1分