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全米企業エコノミスト協会(NABE)は19日、最新の米経済見通しを発表した。10―12月期の米実質経済成長率を前期比年率1.5%と予測し、 9月時点の前回予測を1.0ポイント下方修正した。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を発端とする金融不安の影響が広がり、7―9 月期の3.9%から大幅に減速するとみている。
2008年の成長率は徐々に持ち直し、1―3月期の2.1%から10―12月期には3.0%まで上昇するとの見通しを示した。米連邦準備理事会(FRB)は来年末まで政策金利(現行年4.5%)を据え置く公算が大きいとみているが、追加利下げがなくても米景気の後退は避けられると指摘した。
暦年の成長率は07年が2.1%、08年が2.5%。消費者物価の上昇率は07年が2.8%、08年が2.5%と予測した。原油価格については07年末の1バレル90ドルから、08年末には75ドルに下落するとの見通しを示した。(ワシントン=小竹洋之)(14:05)