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ユーロ圏のインフレリスク高まった─オーストリア中銀総裁=DJ
11月16日9時15分配信 ロイター
11月15日、ECB理事会メンバーのリープシャー・オーストリア中銀総裁、ダウ・ジョーンズのインタビューで、ユーロ圏のインフレリスクは高まったと言明。昨年11月撮影(2007年 ロイター/Heinz-Peter Bader)
[パリ 15日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーであるリープシャー・オーストリア中銀総裁は、ユーロ圏のインフレリスクは高まった、と述べたうえで、ECBは「必要に応じて断固とした行動を適宜とる」と述べた。ダウ・ジョーンズ(DJ)のインタビューで述べた。インタビューの内容は15日に報じられた。
総裁は、物価について「概して言えば、見通しは明らかに上向きリスクだ。そしてこのリスクは、疑いなく高まっている」としている。
そのうえで総裁は「インフレ率は向こう数カ月、われわれがこれまで想定していた以上に、相当に上昇するだろう」との見方を示した。
また、エネルギーや食品、そのほかのコモディティの価格上昇に加えて、労働市場のひっ迫、それに生産能力の高い稼働率が「インフレ率を押し上げ、物価安定に対する上向きリスクを高めた」と述べた。
総裁は、ユーロ圏の経済成長について「減速するとの声が圧倒的だが、一定のレンジ内に収まる」とし「来年の成長率は潜在成長率付近になるだろう。私はこれをポジティブなことと考える」としている。
金融市場の混乱については「第1波は終わったようだが、不透明感は依然高く、混乱がいつ収束するのか予想するのは困難」と述べた。
最終更新:11月16日9時15分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071116-00000194-reu-bus_all