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Nevada経済速報11月15日(木)10:10
...2007/11/15(Thu) 10:22:46...
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みずほが発表した1,700億円の損失で終わり?
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みずほFGは、サブプライムを含む金融商品の保有高は5兆6,000億円にのぼり、このうち、住宅ローン関連の金融商品は8,000億円であり、これにより1,700億円の損失になると発表しています。
この発表では、8,000億円に対して20%が毀損しているとしていますが、今や世界の金融機関は50%〜80%の損失を見込みはじめており、中には全額価値無しとするところも出てきているといわれています。
また、今やあらゆる金融商品に拘わる格付けが見直されてきており、中には事実上価値をなくした金融商品も出てきています。
みずほFGは5兆6,000億円もの金融商品を保有しているとされており、今後保有金融商品への格下げが相次げば膨大な損失計上を余儀なくされ、自己資本を吹き飛ばす可能性すら出てきます。
どこまで情報を開示してどこまで損失を計上するのか。
金融当局との連携が必要になってくるかも知れませんが、ことはみずほだけにとどまるのかどうか。
【第3幕】が開いている今、思わぬところから崩壊が始まるかも知れません。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報11月14日(水)11:45
...2007/11/14(Wed) 11:53:45...
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米国不動産市場
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米国より戻って参りましたが、米国の不動産市場は完全に二極化していることが分かります。
どちらを見るかによって、見方が180度変わってくるのです。
今回、帰国前にロス(ビバリーヒルズ)に宿泊しましたが、ここでは売り物は殆どなく、何ら変わらない風景となっているのです。
これは極めて当たり前の話で、ビバリーヒルズに家を購入する人は『サブプライムローン』など使わないからです。
大多数の購入層は現金で購入しているのです。
ところが、ビバリーヒルズから空港に向かう途中にありますCulver市やその近郊では様相が一変します。
ある通りなどは半分以上が『売り』となっており、残りも『貸します』という表札が掛かっているのです。
まともに住んでいる人はいるのか?と思う程のところもあるのです。
これらの地区はここ数年価格が急騰したところであり、多くの投資家・個人が融資条件の緩い『サブプライムローン』で購入をしているのです。
このため、今売り物件が急増してきているのです。
今後、ごく一部の地区の価格は殆ど下がらない状態になるでしょうが、大多数の地区の不動産市場は2%、30%下げが当たり前になり、中には50%を超える下げを記録するところも出てくる筈です。
ところが下落しない地区もあるわけであり、平均値はそれほど下がりません。
まさに『平均値のマジック』となるわけですが、実態悪は隠しようがなく、今後、米国不動産は競売の急増もあり、崩壊の危機に瀕することになります。
株式市場の目先の上下動では決して見えない実態が、今、米国不動産市場では進んでいっています。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html