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http://j.peopledaily.com.cn/2007/11/15/jp20071115_79734.html
銀監会、金融刷新で3つの課題提示(1)
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中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の劉明康主席はこのほど、2007年銀監会金融刷新監督管理会議で、金融刷新に向けては3つの課題を解決しなければならないと指摘した。以下は劉主席の発言内容。
現在、中国の銀行業は世界貿易機関(WTO)加盟に伴う対外開放の約束を全面的に果たし、外資系銀行は内国民待遇により、国内資本の銀行と全面的な競争関係にある。市場の競争形態には新たな変化が生じ、銀行業界の金融刷新努力もさらなる前進が必要だ。
金融機関の内部について見ると、刷新には三つの条件を乗り越える必要がある。
第一に
戦略の合理性と顧客の分類だ。各金融機関の経営陣は気合いを入れてこの課題に取り組まなければならない。さもないと、中国の銀行業の競争力向上は絵空事になる。金融機関が発展戦略を立案する際には、各行の特徴や競争面での強みに従い、長所を生かしていかなければならない。董事長(会長)や行長(頭取)の役割は何かを明確にする必要がある。行長の職責は自らが富を成すことではなく、刷新に有利な環境とシステムをつくり出していくことだ。(編集XX)
「人民網日本語版」2007年11月15日
http://j.peopledaily.com.cn/2007/11/15/jp20071115_79735.html
銀監会、金融刷新で3つの課題提示(2)
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第二に内部における業務の見直し。刷新には内部管理が大切で、特に業務の流れをつくり直す必要がある。刷新作業は、窓口業務、研究開発・価格決定、後方部門の 3部門が分担し、協力し合わなければならない。3部門はどれが欠けてもならない。
第三に会計システムとITの採用だ。システムを構築しなければ、刷新はままならない。刷新は新製品、新サービス、新たな作業の流れが関係する。経験から言って、会計システムにITシステムが追い付くことが大切だ。
刷新において注意すべきは、高付加価値とハイテクの採用だ。同時に業務の安定性も確保しなければならない。もし短命の商品しか開発できないなら、やる価値はない。リスクへの予測とコントロールを強め、取引成立前と手続き中における情報公開度を高め、業務の安定性をアピールすることは全て重要だ。(編集XX)
「人民網日本語版」2007年11月15日