★阿修羅♪ > 国家破産53 > 511.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【パリ=野見山祐史】国際エネルギー機関(IEA)は13日発表した11月の石油市場月報で世界の石油需要の見通しを下方修正した。2007年の石油需要を前年比1.2%増の日量8575万バレル、08年は同2.3%増の8769万バレルとし、前月の月報からそれぞれ16万バレル、30万バレル引き下げた。
とりわけ今年10―12月の需要見通しは前月月報から50万バレルも引き下げた。石油価格の上昇が長期化しているのを受けて需要が伸び悩むと分析した。10―12月は北米と旧ソ連圏の需要を前月月報からそれぞれ31万バレル、15万バレル下方修正した。
月報は米国で原油相場の高騰が需要を抑える「価格効果」が運輸部門で表れ始めていると指摘。欧州などでは天然ガスなど他のエネルギーへの需要シフトもみられると分析した。(07:01)