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http://j.peopledaily.com.cn/2007/11/06/jp20071106_79251.html
ゴールドマンサックス「中国の経済成長ペースは鈍化」
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米国の大手証券会社・ゴールドマンサックスは5日発表した最新の研究報告の中で、中国の経済成長ペースは今後鈍化するとの見方を示した。「国際金融報」が伝えた。
報告の中で、中国の今年の経済成長率が当初の12.3%から11.6%に下方修正され、来年の成長率も10.9%から10.3%に引き下げられた。ゴールドマンサックス中国法人の梁紅チーフエコノミストは、予測値を修正した主な原因は、中国がさらなる通貨引き締め政策を行う可能性があるからであり、またグローバル経済の鈍化も中国経済に一定のマイナス影響をもたらすと予想されるためと指摘する。
政策調整措置や外部ニーズの小幅な鈍化などを総合的に考えて、ゴールドマンサックスは今年第3四半期に11.5%だった国内総生産(GDP)の実質成長率が、来年には10.3%前後に鈍化すると予測する。また来年下半期のインフレ率も2〜3%低下すると予測する。
梁チーフエコノミストによると、中期的な分析では、中国経済は引き続き力強い成長傾向を維持するが、年初以来蓄積された経済過熱の圧力には一定の冷却期間が必要だ。冷却期間内には、経済成長が鈍化するだけでなく、インフレ圧力も低下する。しかし必要な政策調整措置を打ち出す時期が遅れれば、経済成長、インフレ率ともに今回の予測通りにはいかなくなる。そうなれば経済過熱により生じる危険が増大し、最終的には経済の健全な発展にとってマイナスになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2007年11月6日