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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-28691320071102
[フランクフルト 2日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるルクセンブルク中央銀行のメルシュ総裁は、ユーロ高はユーロ圏の堅調な成長見通しや均衡のとれた貿易収支を反映しているとの認識を示した。2日付のルクセンブルク紙L'Essentielのウェブサイトに掲載されたインタビューで語った。
総裁は、現在の状況を考慮すれば米ドルの軟化は当然だと述べた。
ユーロは31日、米国の利下げを受けて1.45ドルを上回る水準をつけ、最高値を更新した。
総裁は「ユーロが強いのは、対外収支の均衡がとれており、成長見通しが底堅いためだ」と指摘。「問題なのは為替相場の急激な変動だ。米国の景気減速が為替相場に反映されるのは当然だが、これによって経済の流れが過度に阻害されないことが重要だ」と付け加えた。
総裁はまた、金などの商品価格の上昇は投資家による投機的な行動が一因で長くは続かないとの見方を示し、「原油、金相場双方で現在見られる動きは、ほとんど投機的なものだ。これが合理的かどうかは議論の余地があるが、基本的に短期的な動きだ」と述べた。