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(回答先: 【時事】法人申告所得57兆円=バブル期超え過去最高!! 大企業がけん引 ただし3分の2が赤字 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 10 月 30 日 16:47:38)
損金参入商品への国税庁の見解が厳しくなっているいまは、どのように節税対策をおこなっているのだろう?
大半の会社が赤字って、、、、
質問者:samuraiwouldgo ふと疑問に思ったので質問させて頂きます。
大半の(全体の70〜80%?)会社が赤字だと聞いた記憶があるのですが、それだととっくに日本自体が潰れてないのかと疑問に思いました。
なぜ、それでも(立派な?)経済大国でいられるのか、数字のカラクリがあるのでしょうか?
複数の子会社が赤字でも元締めの1親会社が儲かっているケースが多ければ確かに赤字企業数は多くても合計では黒字という事なのでしょうか?若しくは、数は少ないけど大企業が凄く儲けているからなのでしょうか?
どなたか明快な回答をお願いします。
http://okwave.jp/qa824982.html
まず、大まかに数字のカラクリです。
あなたが社長です。
仕入50
売値100
利益は50です。
ここであなたの給料の取り分を30にすると
利益50−給料30=利益20
また取り分60にすると
利益50−60=−10
これで赤字の会社にする事ができました。
10の損失は,あなたが50取って
残り10は会社に社長貸しとでもしておきましょう。
利益には税金が掛かってしまいます。
赤字になれば利益に対する税金は払わなくて済みます。
単純に利益の50%を税金で取られるなら、
利益50−給料30=利益20のケースなら
最終的な利益は10です。
社長の取り分30と最終的な利益は10
たすと40
また、利益50−60=−10のケースは税金は0です。
社長の現実的取り分は50です。
お金が会社、社長の違いはありますが、
使えるお金を考えると赤字を出した方が得になります。
基本的にわざわざ黒字を出して税金を払ってしまうよりも、
給料なり、いい車買うなりして、税金払う金額を使ってしまった方が有益なのです。
売上を実際より低く申告すると「脱税」になります。
しかし、売上はそのままで経費を上げればそれは「節税」になります。
会計的には黒字を赤字にする事は沢山手段があります。
またその手段にも限界がありますから、黒字になる企業もあります。
しかし、その黒字も一生懸命抑えて本来1億のところ5000万の黒字にする企業も多いでしょう。
上場企業は株価とか社会の印象を良くする為に一生懸命黒字が出るようにしていると思います。
しかしながら、黒字にする事によりメリットがある企業なんて一つまみでしょう。それが日本は赤字企業が大半と聞いた大きな理由ではないでしょうか?
赤字企業=儲かっていない会社 ではありません。
芸能人でも大物芸能人が納税ランキングで上位に居ないのは、ギャラが少ないのではなく、節税をかなり頑張っていると考えられます。
また、納税者トップの常連に出る人はイメージアップの為に一生懸命納税しているケースも少なからずあります。
それと同じで企業も天秤にかけて赤字にしている企業が結果的に多くなるということです。