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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-28617620071030
［北京 ３０日 ロイター］ 中国人民銀行の周小川・総裁は３０日、中国は証券化に背を向けるわけにはいかないとの認識を示した。
総裁は、清華大学で開かれたフォーラムで「金融市場で危機や難局が起きるのは普通のことだ。証券化に簡単にノーというわけにはいかない」と述べた。
中国では資本が規制されているため、サブプライムローン（信用度の低い借り手向け住宅ローン）に端を発する今回の市場混乱の影響はあまり受けていない。証券化市場は２００５年末ごろから始まったものの、資産担保証券（ＡＢＳ）発行はこれまでで４本にとどまる。
金利や人民元については触れなかった。総裁は、中央銀行は銀行システムの流動性の管理を柔軟に行う必要があるとしたほか、金融市場の危機の際に過剰反応しないようにしなければならない、と述べた。
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