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http://j.peopledaily.com.cn/2007/10/25/jp20071025_78676.html
金融アナリスト:国内外の要因で人民元上昇続く
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いったん穏やかな動きを見せていた人民元の為替レートは24日、中間値が再び1ドル=7.5010元を付け、過去最高値を更新した。2005年7月21日の人民元切り上げ以来、上昇率は9.3%を超えた。「京華時報」が伝えた。
貿易黒字の増加が続く環境下で、人民元相場は年初来、60回以上も過去最高値を更新した。今回の最高値更新は、9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率と関係があるとの見方が有力だ。2日前、国家発展改革委員会の関係者が9月のCPI上昇率は6.2%で、8月の6.5%より低下したと発言したが、市場では中国人民銀行(中央銀行)による追加利上げ観測が消えていない。
中国銀行金融市場研究部の石磊アナリストは、「長期的には一国の利率と為替レートはともに上昇する。利上げ観測がある場合には、為替レートも上昇する」と指摘した。国際金融市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が先月利下げに踏み切って以降、サブプライムローンの焦げ付き問題を解決するため、さらに預貯金金利が引き下げられる可能性がある。ドルは当面弱含むとみられ、人民元には上昇材料となる。石アナリストは、国内外の要素のダブルパンチにより、年末には人民元為替レートの中間値が1ドル=7.4人民元まで上昇すると予想した。
一方、株式市場への影響について、上海遠東証券の孫衛党アナリストは、「A株に調整圧力が強まる局面で、人民元相場の上昇は域外資金の流入を促し、不動産セクターが恩恵を受ける。このほか、人民元資金と直接関係する銀行株にも有利だ。しかし、CPIの高止まりが利上げ観測を生むことを考えると、中央銀行が利上げ実施時に貸出金利の上げ幅を預金金利の上げ幅より抑えれば、銀行の利ざやは縮小し、銀行株にはマイナスだ」と分析した。(編集XX)
「人民網日本語版」2007年10月25日