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「為替」 米株式上昇にリスク回避後退、ドル・円堅調115.04円/ニューヨーク外国為替市場概況
10月24日6時28分配信 フィスコ
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:26JST 「米株式上昇にリスク回避後退、ドル・円堅調115.04円」
【ロンドン市場概況】
23日のロンドン外為市場では、ドル・円、クロス円は、戻り売りが出るものの、
欧州主要株式市場の上昇推移をみながらの買い戻しが優勢になり、ドル・円は114円
17銭から114円64銭まで上昇し、ユーロ・円も162円25銭から162円95銭まで上昇し
た。ユーロ・ドルは1.4194ドルから1.4218ドルまで強含みに推移、ポンド・ドルは
2.0362ドルから2.0451ドルまで上昇し、ドル・スイスは1.1728フランから1.1758フ
ランで上下する動きになった。
【経済指標】
ユーロ圏・8月鉱工業受注:前月比+0.3%(予想+1.0%、7月-2.6%←-4.0%)
【要人発言】
中国人民銀行
「信用の伸びを抑制するため、引き締め措置を強化する」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:114円68銭、ユーロ・円:163円51銭、ユーロ・ドル:1.4267ドル、ポン
ド・ドル:2.0496ドル、ドル・スイス:1.1726フラン
【ニューヨーク市場概況】
23日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は米主要企業の好決算を受けた株式市
場の上昇に115円04銭まで上昇、オプション絡みや本邦輸出筋の売りに一旦114円43
銭へ弱含んだが、引けにかけた株価続伸に連れて114円75-80銭に戻して取引を終え
た。
ユーロ・ドルはユーロ・円動向に連れて1.4280ドルまで上昇後1.4233ドルへ弱含
み、1.4260-65ドルで引けた。ユーロ・円はリスク回避の後退を受けたショートカバ
ーに163円97銭まで上昇、株価伸び悩みに162円98銭へ下落したが、結局高値圏に戻
して引けた。ポンド・ドルは2.0470ドルから2.0510ドルまで上昇し、ドル・スイス
は1.1703フランまで下落後1.1749フランへ反発した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
年内の利下げ確率:4.5%まで100%で変わらず、4.25%まで59%で変わらず
来年3月の利下げ確率:4.25%まで100%で変わらず、4.00%まで57%←53%
【シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
20.41←21.64、日中最大21.43(年内最大:8/16の37.50)
【原油市場】
原油相場は3日続落。明日に週次在庫統計の発表を控え、原油在庫が2週連続で増
加、冬季に向けて注目度の高まる留出油在庫(暖房油を含む)も今年2月上旬の水準
を維持すると予想されていることで売りが先行した。また、トルコ・イラク問題で
トルコ側が昨日、外交による問題解決を図る姿勢を打ち出し、中東情勢の緊迫が緩
和されたことも引き続き下落要因となった。しかしながら、トルコ首相は本日「イ
ラク越境侵攻はいつでも可能である」と述べており、地政学的リスクが再び強まる
展開も考えられる。
NY原油先物価格は一時10/15以来の安値84.92ドルまで下落、安値圏の85.27ドル(前
日比-0.75ドル、-0.8%、年初来+39.6%)で取引を終えた。注意:本日から取引限
月が変更したことに伴い前営業日の終値も変化しています。
【株式市場概況】
NY株式相場は上昇。主要企業に好決算が相次いだことで終日堅調な展開となった。
セクター別では、テクノロジー・ハード機器や運輸が上昇した一方、耐久消費財・
アパレルや食品・生活必需品小売が軟調。昨夕予想を上回る決算を発表したコンピ
ュータ大手のアップル(AAPL)が上昇。また、携帯端末メーカーのブラックベリー
(RIMM)は中国市場に参入することを明らかにし急騰。そのほか、オンラインDVDレン
タルのネットフリックス(NFLX)や新聞大手のニューヨークタイムズ(NYT)も予想を上
回る決算を発表して買われた。一方で慎重な業績見通しを示したアパレルのコーチ
(COH)が下落。ダウ構成銘柄では、AT&T(T)やアメリカン・エキスプレス(AXP)がそれ
ぞれ好決算を発表して上昇。結局ダウは109.26ドル高の13676.23、ナスダックは
45.33ポイント高の2799.26で取引を終了した。マーケット終了後にオンライン小売
り最大手のアマゾン(AMZN)が発表した決算は事前予想を僅かに上回ったものの、本
日株価が10%以上上昇するなど期待が先行していた為、時間外では下落している。
【通貨オプション】
オプション市場では、リスク回避が一段落した事から買いが後退、変動率は低下
している。1ヶ月物変動率は10.95%から10.00%(最近の高値8/17=23%、99年来の
高水準)へ低下、3ヶ月物は8.625%から8.725%(8/17=15.25%、2000年来の高水
準)へ上昇、6ヶ月物は8.625%から8.225%(8/17=15.25%、2000年来の高水準)、1
年物は8.45%から8.175%(8/17=13.80%、2000年来の高水準)へそれぞれ低下し
た。
リスクリバーサルでは、下値ヘッジの円コール買いが後退し、25デルタ円コール1ヶ
月物は3.600%から3.000%(8/17=+6.5、2003年10月)、3ヶ月物は3.700%から
3.300%、6ヶ月物は3.775%から3.425%、1年物は3.775%から3.525%へそれぞれ縮
小している。
【経済指標】
米・10月リッチモンド連銀製造業景気指数:-5(予想7、9月14)
加・8月小売売上高:前月比+0.7%(予想+0.5%、7月-0.9%←-0.8%)
加・8月小売売上高(除自動車):前月比+0.3%(予想+0.3%、7月-0.4%←-
0.3%)
【要人発言】
ポールソン米財務長官
「人民元は十分速やかに上昇していない」
「人民元はファンダメンタルズを反映していない」
「人民元の上昇加速は中国の経済管理を助ける」
「対中貿易での緊張は高まっている」
「速やかな人民元の上昇を要請」
「もし中国が主要改革を行わないとリスクとなる」
「保護主義は米国の興味でない」
「米国にネガティブセンチメントがある」
「保護主義のセンチメントが上昇」
「中国や、他国の投資歓迎」
「人民元を調整する不自然な中国の動き」
「米国にネガティブセンチメントがある」
「保護主義のセンチメントが上昇」
「中国や、他国の投資歓迎」
「たとえ中国の進展が私を含む米国民が満足するに十分に速やかでないとしても、
中国の改革を促進するため米中戦略経済対話の継続は必要。」
バーカー英中銀金融政策委
「国内経済成長のリスクは下振れ」
「住宅市場の大幅な減速は予想せず」
「ポンドの下落と原油価格はインフレ」
「金融市場での変動は軽減だが、まだ終了したわけではない」
グリーンスパン前米FRB議長
「住宅価格が落ち着くには時間がかかる」
「景気後退の可能性は5分5分を下回る」
「実際に米国が景気後退入りをする事は恐らくない」
「新築住宅価格は米国経済の問題」
「原油高を受けて原油の消費癖は徐々におさまる」
「信用市場は引き続き恐怖状態にある」
「中国の経済が米国を上回るとは考え難い」
フラハーティ・カナダ財務相
「カナダドル高は強いカナダ経済を反映」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 114.36 115.04 114.17 114.76
ユーロ・ドル 1.4209 1.4280 1.4194 1.4263
ユーロ・円 162.48 163.97 162.25 163.69
ドル・スイス 1.1737 1.1758 1.1703 1.1730
ポンド・ドル 2.0365 2.0517 2.0362 2.0513
株式市場:
NYダウ 13568.93 13684.60 13540.88 13676.23
ナスダック 2778.55 2799.26 2758.53 2799.26
債券市場: (始値) (終値)
米国債 2年物 3.855 3.817
米国債10年物 4.411 4.405
米国債30年物 4.688 4.695
先物市場:
NY金先物 763.2 765.5 759.0 763.1
NY原油先物 86.29 86.45 84.92 85.27
シカゴ日経平均先物 16620 16620 16450 16580
最終更新:10月24日6時28分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071024-00000001-fis-brf