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米成長率、0.9ポイント下方修正・2年連続1.9%、IMF08年見通し(日本経済新聞)
国際通貨基金(IMF)は17日発表した最新の世界経済見通しで、米国の実質経済成長率を2007年、08年ともに1.9%と予想した。08年は今年4月時点よりも0.9ポイント下方修正し、下げ幅は主要国で最大。サブプライムローンの焦げ付きが増え、金融市場が動揺した悪影響が米国で最も色濃く表れるとみている。
米国の成長率が2年連続で2%を割り込むのは「ドットコム・バブル」の崩壊でIT産業の業績が急に落ち込んだ01―02年以来。今回はサブプライム問題を背景とした住宅建設の不振が主因だ。IMFは成長率の下振れが続くなら米連邦準備理事会(FRB)の「追加利下げも正当化される」との判断を示した。
米経済の減速は日本を含む先進国の成長率も抑える見通しだ。日本は07年に2.0%、08年は1.7%と予想。4月時点の判断に比べると07年は0.6ポイント、08年は0.3ポイント下方修正した。今年4―6月期の国内総生産(GDP)がマイナス成長に転じた影響もうかがえる。(ワシントン=藤井一明)(22:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071017AT2M1701O17102007.html