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消費税上げ、まず無駄遣い排除…民主党政調会長に聞く
直嶋正行氏 次期日銀総裁、市場の信頼が第一
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200709190057a.nwc
FujiSankei Business i. 2007/9/19 TrackBack( 1 )
民主党の直嶋正行政調会長は18日、インタビューに応じ、同党の同意がカギを握る次期日銀総裁の人選について、「個人的には市場から信頼されることが第一だと思う」と述べ、官僚出身かどうかなど外形的要素より人物本位で判断すべきだとの考えを示した。自民党総裁選でも議論されている消費税の引き上げに関しては、所得税や年金、医療の保険料負担が上がり、社会的格差も拡大している現状では「やらないほうがいい」と指摘。無駄遣いの徹底的な洗い出しなどを優先すべきだと強調した。主なやりとりは次の通り。
−−消費税率を上げず財政需要を賄えるのか
「今の状況で消費税率引き上げはやらないほうがいい。小泉政権時代から所得税、年金、医療の保険料で9兆円以上も上がっている。まず無駄遣いを徹底的に洗い、本当の地方分権を進めれば、かなり大きな財源が出てくる」
−中央と地方の格差を是正する方法は
「地方であらゆることを自主的に責任を持ってやれる行政の仕組みをつくるのが根本だ。補助金を一括交付金にして地方が自由に使えるように変えるだけでも、かなり違う」
−−米住宅ローン問題が深刻化する中、日本の金融政策はどうあるべきか
「金融政策は日銀の専管事項だから口を挟まないほうがいい。日本の金利は異常に低く、中長期的には普通の状態に戻すべきだ。(ただ、今の)海外の状況は確かに心配。国際的な政策の整合性は必要かもしれない」
−−次期日銀総裁に必要な条件、資質は。
「個人的見解だが、市場から信頼されることが第一条件だ。官僚出身(の起用)は民主党として望ましくないと言ってきたが、具体的に日銀総裁としてだめとか個別の話までは詰めていない」
−−市場から信頼されるには
「専門家としての能力や、主要国のカウンターパートとの信頼関係などいくつかある。外形的な条件より人物本位。参院で多数を持ったのだから、責任ある立場で考えなければいけない」