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GDPマイナス成長 年率1・2%減、設備投資が減速【中日新聞】
2007年9月10日 夕刊
◆4―6月期改定値
内閣府が十日発表した四−六月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0・3%減、年率換算で1・2%減とマイナス成長だった。速報値の0・1%増(年率0・5%増)から下方修正された。
設備投資が大幅に減速したのが要因。二〇〇六年七−九月期の成長率がマイナスに下方修正されたため三・四半期ぶりのマイナス成長となった。
八月からは米住宅ローン問題による市場の混乱が続いており、景気動向への懸念が一段と強まりそうだ。
設備投資は、速報値の前期比1・2%増から1・2%減に大きく低下した。リース、不動産など非製造業の投資が振るわなかった。
個人消費は速報値の0・4%増から0・3%増に下がった。輸出は、0・8%増(速報値は0・9%増)にとどまった。
実質GDPは、〇三年一−三月期(0・4%減)以来のマイナス幅だった。内閣府は「景気のけん引役だった設備投資が減少したことが、全体の成長率に影響した」と説明した。
物価の動きを反映した名目GDPも0・2%減、年率換算0・7%減となり、速報値の0・3%増(年率1・1%増)から低下した。
総合的な物価変動を示すGDPデフレーターは、前年同期比0・3%下落で、速報値と変わらなかった。
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2007091002047730.html
4−6月GDP、年率1.2%減・改定値、3四半期ぶりマイナス【日本経済新聞】
内閣府が10日発表した2007年4―6月期の国内総生産(GDP)改定値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%減、年率換算で1.2%減と3・四半期ぶりのマイナス成長となった。改定値に反映する統計で設備投資が振るわず、8月の速報より前期比は0.4ポイント、年率では1.7ポイント下方修正された。成長率の減速は昨年10―12月期から続いた高成長の反動の側面があり、景気の回復基調は崩れていない。ただ、米経済の減速懸念などから景気の先行きには不透明感が出ている。
改定値は、民間調査機関による事前予想の平均(実質で前期比0.2%減)を下回った。実質0.3%減のうち、国内と海外がどれだけ影響したかの内訳を見ると、内需がマイナス0.3%分(速報値は0.1%分)、外需は0.0%分(同0.0%分)だった。
過去の数値もさかのぼって改定した結果、これまで前期比0.1%増だった06年7―9月期が0.1%減に下方修正され、3・四半期ぶりのマイナス成長となった。(11:21)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070910AT3S1000P10092007.html
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