日銀利上げ「10月以降」大半に・民間エコノミスト予測 【日本経済新聞】
内閣府の外郭団体、経済企画協会は6日、民間エコノミストの経済予測を集計した9月の「ＥＳＰフォーキャスト調査」を発表した。日銀の次の利上げ時期は「10月」との見方が回答者（32人）の5割弱を占めた。日銀が8月に利上げを見送ったのを受け、民間エコノミストの多くは利上げ時期が10月以降にずれこむとみている。
利上げ時期の観測は9月が3人、10月が15人、11月が6人、12月が5人。年明けとしたのも3人いた。米国の信用力の低い個人向け住宅融資（サブプライムローン）問題による金融市場の混乱で、日銀も当面は市場の安定を優先するとの見方が多い。
消費者物価指数（ＣＰＩ）の今年7―9月期の予測平均値は前年同期比で0.08％の下落。10―12月期から上昇に転じるとみている。調査は8月27日から9月3日にかけて実施した。(19:25)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070906AT3S0601206092007.html
日銀利上げ、５割弱が10月と予測・民間エコノミスト調査【日本経済新聞】
追加利上げは10月が本命――。内閣府の外郭団体である経済企画協会が６日午後発表した民間エコノミストらの経済予測集計「ＥＳＰフォーキャスト調査」によると、市場の関心が高い日銀の追加利上げの時期を10月と見るエコノミストらの割合が５割弱で最多となった。米国での信用力の低い個人向け住宅融資（サブプライムローン）問題を発端とした金融資本市場の混乱を背景に、９月の利上げは時期尚早との雰囲気が強いようだ。
同調査は国内エコノミストや調査機関を対象に毎月実施し、利上げ時期や国内総生産（ＧＤＰ）などの予測を集計している。利上げ時期については10月が総数32のうち15を占め、11月が６、12月が５と続いた。サブプライム問題の影響が顕在化する前に集計した先月調査では７割強が最も早い８月を予測したが、今回の調査では９月に利上げするとみるエコノミストらは３にとどまった。〔ＮＱＮ〕(18:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070906AT3L0605406092007.html
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