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個人の外貨建て資産35兆円 日本、低金利敬遠で【中日新聞】
2007年9月3日 06時02分
【ロンドン2日共同】国際決済銀行(BIS)が2日発表した4半期報告によると、日本の個人投資家が外国の債券や株式などへの投資を増やし、個人の投資額は今年に入って急増。1カ月平均の増加額は約1兆2000億円、6月までに外貨建て資産総額は約35兆円に達した。日本の低金利を敬遠し、投資家がより高い利回りを求めたことが背景にある。
また、個人向けに外国為替取引サービスを提供している日本の業者から提供された資料を分析した結果、日米欧の金利差に着目し、低金利の円で調達した資金を高金利の通貨で運用する円キャリー取引でも、個人の参加が急増していることが分かったと指摘した。
この業者が管理している専用口座は2003年初頭は2000に満たなかったが欧米との金利差拡大と並行して07年6月までに約12万に急増、預かり資産総額も900億円に上ったという。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007090201000610.html
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