★阿修羅♪ > 国家破産52 > 250.html ★阿修羅♪ |
設備投資4・9%減 4−6月期、17期ぶりマイナス【中日新聞】
2007年9月3日 夕刊
◆法人企業統計
財務省が三日発表した四−六月期の法人企業統計(金融、保険業を除く)によると、全産業の設備投資額は前年同期比4・9%減の十一兆六千二百八十四億円となり、十七期ぶりに減少した。
サービス業などの投資が減少したためだが、同省は「前年同期が高い伸びとなった反動で、企業部門は好調が続いている」(財務総合政策研究所)とみている。
設備投資動向は十日発表予定の四−六月期の国内総生産(GDP)改定値に反映され、金融市場ではGDP成長率が下方修正されるとの見方が出ている。
全産業の経常利益は12・0%増と二十期連続の増益となり、十六兆二千三百九十六億円。増益の期間は「いざなぎ景気」の十九期連続(一九六六年一−三月期から七〇年七−九月期)を抜いて過去最長になった。
製造業は17・3%増で二十期連続、非製造業も8・0%増で十七期連続と、いずれも増益だった。全産業の売上高は3・3%増と十七期連続増加し、三百六十兆七千八百二十六億円だった。
設備投資は製造業が11・7%増と、十七期連続増加。非製造業はリースなどサービス業や不動産業が減少、13・1%減と十五期ぶりにマイナスとなった。二〇〇一年から調査対象に加えたソフトウエア投資を除く全産業では5・7%減だった。
調査は無作為抽出した二万四千七百六社が対象で、77・5%に当たる一万九千百四十二社が回答した。
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2007090302046109.html
フォローアップ: