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□「国際金融システムの安定は“ワタナベ夫人”の手に」 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070821000039
記事入力 : 2007/08/21 11:26:43
「国際金融システムの安定は“ワタナベ夫人”の手に」
「国際金融の平和は“ワタナベ夫人”にかかっている」(英週刊誌エコノミスト)
現在、国際金融市場は「ワタナベ夫人」の動向に注目している。金融市場の「大口」であるワタナベ夫人が円キャリートレード(低金利の円資金を借り他国の通貨に投資すること)の資金引き揚げに乗り出せば、大きな衝撃が避けられないからだ。
「ワタナベ夫人」とは、日本の低金利に嫌気が差し夫の給料で海外投資に乗り出した日本の主婦を、日本でありふれた名字に例えたもので、韓国で言えば「キム夫人」に該当する。
ワタナベ夫人は、事実上「ゼロ金利」の日本の銀行からお金を借り、豪州、ニュージーランドのような金利の高い国に投資してきた。東京外為市場において取引の30%を占めるほどの影響力を持っており、ワタナベ夫人が円を売ってニュージーランドドルに投資したことで、ニュージーランドドルが上がったほどだ。
最近、ヘッジファンドが続々と円キャリートレードを解消していく中、ワタナベ夫人が投資を維持し、盾の役割を果たしてきた。しかし、それもいつまで続くか分からない。
フィナンシャル・タイムズは「7月末に円キャリートレード解消問題をあざ笑っていたワタナベ夫人が、サブプライム問題の危険性が本格化して以降、変化の兆しを見せている」との懸念を示した。
エコノミスト誌は「国際金融システムの安定はワタナベ夫人にかかっている。日本と外国の金利差が依然として大きいことから、ワタナベ夫人の投資は今後も継続する可能性が大きい」と分析した。
全洙竜(チョン・スヨン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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投稿者 white 日時 2007 年 8 月 06 日 13:19:06: QYBiAyr6jr5Ac