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2007年 8月20日(月) 9時10分
市場フラッシュ=欧米株急反発を受け、買い先行に平均株価は370円超幅の急上昇
20日寄り付きの東京株式市場では、全面高商状。平均株価はシカゴ先物清算値1万5835円(前週末大証終値比535円高)にサヤ寄せする形で値上がりし、前日比370円超幅の急上昇となっている。前週末17日にFRB(米連邦準備制度理事会)が緊急の公定歩合引き下げを実施、これを受けて欧米株が急反発した。世界的な連鎖株安に取りあえず歯止めが掛かったことで国内株式も買いが先行している。前週末に一時1ドル=111円台を付けた為替相場も取りあえず円高一服商状となり、NY原油先物相場、海外非鉄金属相場など国際商品市況の上昇も市場心理の落ち着きにつながっている。
東証1部の業種別株価指数では、33業種すべてが値上がりしている。値上がり率上位には、ガラス・土石、非鉄金属、その他金融、水産・農林、ゴム製品、電気機器などが浮上している。銀行、証券、輸送用機器、鉄鋼、機械など軒並み上げ基調。
[ 株式新聞ダイジェスト ]
提供:株式新聞社
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/kab/070820/070820_mbiz049.html