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(回答先: サブプライム株安:ウォン高円安傾向に終止符か(上) 【朝鮮日報】 投稿者 愚民党 日時 2007 年 8 月 17 日 18:09:55)
サブプライム株安:ウォン高円安傾向に終止符か(下)
◆ウォン相場の下落は始まるのか
16日のウォン安進行は、過去3−4年の継続的なウォン高傾向からみて異例だ。03年以降、経常黒字が増え、韓国に流入する海外資金が増えたため、長期的なウォン高局面を迎えた。03年末時点で1ドル=1200ウォン前後だったウォンの対ドル相場は、06年末に同913ウォンまで上昇し、3年間で24%もウォン高が進んだことになる。
しかし、サブプライム住宅ローン問題でウォン高局面に終止符が打たれるとの分析が出ている。外換銀行のカン・ジヨン研究員は「サブプライム問題や円キャリートレードの解消がウォン安、ドル安につながる持続的な圧力になる」と指摘する。国民銀行のチョ・ソンイク・チーム長は「市場参加者の心理が急変し、ウォン高を予想する雰囲気が強まっている」と分析した。このような心理的期待感で為替レートが上昇し、ウォン高進行でさらに上昇期待が強まるという流れで上昇トレンドが形成されるという見方だ。
◆輸出企業には好材料だが
ウォン高は輸出企業にとっては好材料だ。自動車、半導体、電子製品の海外販売価格が下がり、販売収入のドルをウォンに換えれば、ウォン建ての売り上げが増えるためだ。
現代自動車グループの幹部は「日本車は過去3年6カ月で円が30%下落したため余裕が生じ、海外で多彩なマーケティング戦略を取ることができた。為替レートが有利な方向(ウォン高)に変化すれば企業の体質改善と相まって、経営実績の上昇効果をもたらす」と指摘した。
全国経済人連合会の李承哲(イ・スンチョル)専務も「米国発の不動産危機とサブプライム住宅ローン問題が短期間に解決しないとみられ、為替トレンドは転換したとみられる。為替レートの側面で輸出企業にはプラスになる」と述べた。
しかし、子供の海外留学や海外投資を計画している個人にはマイナス材料だ。大学生の子供を米国に留学させたユン・ジョンシクさん(50)は、「先月学費と部屋代など1万ドルを送金した際、換算額は920万ウォンだったが、きょう送金したとすると950万ウォン必要になる。ウォン高が進めば負担が増大しそうだ」と心配した。
チョ・チーム長は「最近のように為替レートの変動が激しい時期には、みだりに外貨を売買せず、様子を見ながらウォン高に転じるのを待つのが好ましい」とアドバイスした。
崔元碩(チェ・ウォンソク)記者
チョン・チョルファン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
http://www.chosunonline.com/article/20070817000024