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□サブプライム問題で株式市場史上最大の暴落 [中央日報]
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=90286&servcode=300§code=300
サブプライム問題で株式市場史上最大の暴落
16日のソウル市場を襲った‘米サブプライム発の津波’の最大犠牲者は‘最終電車’に乗った個人投資家だった。 この日、株式市場では売り注文が殺到した。 株式型ファンドの払い戻しを問い合わせる電話も多かった。 取引開始直後からKOSPI指数が崩れ、コスダック市場には‘サイドカー’に続いて‘サーキットブレーキ’までが発動された。株式取引が一時中断すると、急いで保有株式を売ってしまおうとする‘パニック現象’まで見られた。
◇個人投資家=ウリ投資証券を訪れた会社員のキムさん(39)は「7月に借りた金5000万ウォンを合わせて1億5000万ウォン分のコスダック株式を買ったが、すでに2000万ウォンの損失が出ている。これ以上保有しておくわけにはいかない」とし、保有株の半分を売った。 サブプライム問題が浮上して以来、外国人投資家はこの1カ月間に10兆ウォン分の国内株式を売った。 この日も外国人は1兆ウォン以上の株式を売り、過去最大の売り越し額となった。 KOSPI指数が1800pを超えてから外国人は売り越しに転じていた。 これを買い受けていたのが個人と機関投資家の株式型ファンドだった。 個人は今年に入って3兆ウォン以上の株式を購入した。先月以降に株式型ファンドに流入した資金も4兆ウォンを超える。 株式市場を支えてきた個人と株式型ファンドが今回の暴落で最大の犠牲者になった。 キウム証券のユン・スヨン専務は「6月以降に直接株式投資をしたり株式型ファンドに加入した投資家が直撃弾を受けている」と語った。
◇3つの悪材料=JPモルガンのアン・ヒジュン常務は「サブプライムショックでソウル市場が大きく揺れているのは3つの悪材料が重なったため」と分析した。 アン常務は「全世界株式市場が下落するドミノ現象が続いたうえ、ソウル株式市場は光復(解放)節で休日だったため、2日間の下落圧力を一度に受けてしまった」と話した。 国内に入った円キャリートレード資金がこの日から抜け始め、外国為替市場が大きく動いている点も株式市場急落の要因に挙げられている。 さらに当局の安易な現実認識も大きく作用した。 権五奎(クォン・オギュ)経済副総理は14日、「円キャリートレード資金が一気に回収される場合、通貨危機級の危機になる可能性もある」という立場を明らかにした。 大信(テシン)証券の盧貞男(ノ・ジョンナム)社長は「今年に入って株価が急上昇し、調整が必要な時点で外部衝撃が重なった」とし「しかし国内機関投資家の買い余力もあるため、、ひとまず市場の雰囲気による売買から抜け出して今後の推移を傍観するのも望ましい」と語った。
◇過去最大の下落幅=16日のKOSPI指数は1800、1700p台が相次いで崩れ、史上最大の下落幅を記録した。この日のKOSPI指数は一時下落幅を136.18(7.49%)まで拡大し、1681.71まで落ちた。前日に比べ125.91p(6.93%)安の1691.98pで取引を終えた。 コスダック指数も33p安の733で取引が始まった後、結局10%以上の下落率を記録し、689.07pで引けた。 この日、株式市場の時価総額は91兆513億ウォンと、前日に比べて72兆8000億ウォン減った。
洪炳基(ホン・ビョンギ)記者
2007.08.16 19:10:25