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http://www.nikkei.co.jp/news/market/20070815c8d3l1505x15.html
米国株、売り先行――1万3000ドル割れ、金融株やカントリーワイド軟調
15日の米株式相場は売り先行で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時40分現在、前日比58ドル77セント安の1万2970ドル15セントで推移している。1万3000ドルを割り込むのは4月下旬以来。ハイテク比率の高いナスダック総合株価指数は同7.35ポイント安の2491.77で推移している。世界的な信用収縮懸念が引き続き重しになっている。アジアや欧州株式相場が下落した流れを受け、米国株にも売りが出た。
相場下落を主導している金融株はこの日も軟調に推移する銘柄が目立つ。早朝に発表された7月の消費者物価指数(CPI)はエネルギーと食品を除くコア指数の前月比上昇率(0.2%上昇)が予想に一致し、インフレの落ち着きを示した。8月のニューヨーク連銀製造業景気指数は市場予想を上回ったが、いまのところ相場の反応は限られている。
ゴールドマン・サックスなど金融株が軟調。アナリストの投資判断引き下げた伝わった カントリーワイド・ファイナンシャル(http://my.countrywide.com/)(http://finance.yahoo.com/q?s=CFC)が大幅安。
前日夕の決算と同時に発表した収益見通しが市場予想に届かなかったアプライド・マテリアルズ(AMAT)とアジレント・テクノロジーズがそろって下落。
半面、早朝に市場予想を上回る利益見通しを発表した食品大手のハインツは買いが先行している。朝方発表の決算で特別項目を除く一株利益が予想を上回ったメーシーズは小幅に上昇。早朝に今後の事業の方向性などについて投資家と会合をもつと発表した保険会社のジェンワース・ファイナンシャルは売り先行で始まったが、間もなく上昇に転じた。
〔NQNニューヨーク=荒木朋〕(22:53)