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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070815AT2M1500T15082007.html
米、信用収縮への不安強く・資産運用会社の解約停止判明
【ニューヨーク=山下茂行】14日のニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が今月三度目となる200ドル超の下げとなった。信用力が低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の焦げ付き多発をきっかけにした信用収縮への不安が改めて強まった上、個人消費に対する先行き不透明感も広がった。米株安を受けて15日の日経平均株価も大幅に下落しており、株式相場は不安定な動きを続けている。
14日には米資産運用会社、センティネル・マネジメント・グループが解約を停止したことが判明。同社は商品取引業者やヘッジファンドなどから短期資金を預かり、コマーシャルペーパー(CP)や社債などでの約16億ドルの資金運用を手掛けている。比較的リスクの低い短期資金の運用であるにもかかわらず、解約停止に踏み切ったため、投資家に信用収縮不安を広げた。(18:00)