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東京外為市場・30日=ドル119円付近、一進一退が続く
2007年7月30日(月)17:49
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
17時現在 119.00/05 1.3667/72 162.68/74
正午現在 118.37/42 1.3635/36 161.38/44
9時現在 118.35/40 1.3633/35 161.34/42
前週末東京17時 119.03/08 1.3707/12 163.13/19
前週末NY17時 118.60/62 1.3633/35 161.62/73
[東京 30日 ロイター] 午後5時過ぎのドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から円安が進み119円付近で取引されている。前週末の米株安などを受けて朝方は3カ月ぶり円高水準に接近するなどドル/円は売りが先行したが、午後から夕方にかけては円が売り戻されて119円台へ一時上昇した。米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題をめぐり、外為市場は神経質な値動きが続いている。
東京市場のドル/円は上下に荒い値動きとなった。朝方はサブプライム問題などを手掛かりに前週末、米株が下落した流れを受けて、投資家がリスク回避に向けて持ち高調整に動き、円キャリートレードの圧縮機運が高まるとの見方から、円に買い圧力がかかった。
早朝の東京市場でドルは、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み、一時118.04円まで下落。27日につけた3カ月ぶり円高水準の118.02円に接近した。
29日投開票の参院選で自民党が大敗したため、週明けは政治的混乱を嫌気した円売りで取引が本格化すると予想する向きもあったが「米株の下げのほうが影響が大きいと懸念された」(外銀)といい、参院選が外為市場に与えた影響は限られた。自民党の大敗は事前に予想されていた通りだったことに加え、安倍首相が続投の意向を示したことも「さまざまなシナリオを今後見極めるための時間が必要」(都銀)となったためだ。「そもそも、日本の政治リスクは海外に比べて手掛かりになりにくい」(別の都銀)とする見方も出ている。
しかし、午後から夕方にかけては118円付近に控えるドルの押し目買いに押し返される形で、ドルは一転して119.04円まで値を回復した。特に夕方に入ってからは「アジア時間で下値の堅さを確認した海外勢が円売りを仕掛けてきた」(さらに別の都銀)という。一時、前週末比200円を超える下げとなった日経平均が引けにかけてプラス圏へ上昇したことが、株安の世界的な連鎖への懸念を後退させたため、一段の円買いが限られたとする声もあった。
市場では、きょう以降も米国など世界的な株価動向が最大の関心事とする声が複数出ている。「きょうの米国でもう一段株価が下がれば、(リスク回避に向けて)これまでポジションが膨らんでいたものが縮小される。最近は円もドルも売り先行だったため、リスク回避はドルと円の買いにつながる」(別の外銀)という。
一段の円高に対する警戒感は根強く、通貨オプションではドル/円の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は1カ月物で9%台半ばへ急上昇。ロイターデータによると、3月20日以来4カ月ぶりの高水準で取引されている。
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/JAPAN-271290.html?C=S