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東京外為市場・午前=ドル120円半ば、2カ月ぶり円高水準
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
正午現在 120.48/53 1.3825/30 166.54/62
9時現在 120.94/99 1.3798/03 166.92/99
前日東京17時 120.88/93 1.3825/30 167.66/75
前日NY17時 120.98/01 1.3808/11 167.18/25
【東京 24日 ロイター】 正午過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から円高が進み、2カ月ぶり円高水準となる120円半ばで取引されている。米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題への懸念からドルが売られる一方、米景気全般に悪影響が広がれば投資家が持ち高圧縮に動くため、高水準とされる円キャリートレードにも解消機運が高まるとの見方から、円を買い戻す動きも出ている。
正午過ぎまでにドル/円は一時120.41円に下落。5月16日以来、2カ月ぶりドル安/円高水準を更新した。サブプライム問題がくすぶる中、20日に大幅安となった米株が23日に反発したにも関わらず、外為市場でドルの反発が限られたことで「やはりドルの上値は重い」(都銀)との見方が広がった。
ドルは他通貨に対しても軟調で、ユーロ/ドルは朝方の1.37ドル後半から一時1.3833ドルまで上昇。史上最高値まであと20ポイント程度に接近した。英ポンドに対しても26年ぶり、ニュージーランドドルに対しては変動相場制以降後の安値にあたる22年ぶり、オーストラリアドルに対しては18年ぶり安値を更新した。
円にも買い圧力がかかった。サブプライム問題が広がれば、リスク回避に向けて投資家が保有するポジションを縮小するため、売り込まれた円に買い戻しがかかるとの見方が出いるためで、円は他通貨に対してもしっかり。「低金利の円に買い手掛かりはない」(都銀)状況は変わらないものの「ファンドなど短期筋を中心に円買いが出ている」(別の都銀)という。
ユーロ/円は朝方の166円後半から前半へ下落し、3週間ぶりの円高水準。英ポンド/円は249円前半から248円半ばへ下落した。
この日の市場でも前日と同様、ドル売りや円買いを仕掛けたのはファンドやディーラーなどの短期筋が中心との指摘が多い。「大手投資家などが動いている気配はまだない。まだポジション調整の範囲内の動き」(外銀)という。しかしドル/円が120円半ばを大きく割り込むとテクニカル上、売りが強まる可能性があるとの見方も複数出ている。
正午現在のクロスレートは、豪ドル/円が106.65/75円、スイスフラン/円が99.95/00円、ポンド/円が248.62/74円。
きょうの予想レンジは、ドル/円が120.30―121.50円、ユーロ/ドルが1.3780─1.3860ドル。
2007/07/24 13:01
http://www.worldtimes.co.jp/news/bus/kiji/2007-07-24T130110Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-270221-1.html