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(回答先: 外資は無料ランチではない(2)コア技術導入は困難 【人民網】 投稿者 hou 日時 2007 年 7 月 16 日 23:58:14)
http://j.peopledaily.com.cn/2007/07/16/jp20070716_73809.html
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現在の外国資本をどう見れば正しいだろうか?外資系企業との合弁協力を通じて、中国は経済成長を実現し、管理水準を高め、技術を学んできた。しかし外資は「諸刃の剣」であり、一連のマイナス影響をももたらす。こうした問題をどう見たらいいのか?中国人民大学民営経済(民間経済)研究院の黄泰岩院長が取材に応えた。
▽ブランド作りは困難
外資の一部はさまざまな営業販売戦略を利用して、本体企業やブランドの影響力を拡大し、徐々に市場を占領している。
現在、一部の部門や業界において外資とそのブランド製品が占めるシェアは相当大きく、一定程度の独占状態や業界制圧状態を形成している。商務部が発表した「2004年の中国における多国籍企業の報告」によると、軽工業、化学工業、医薬品、機械、電子などの各産業では、多国籍企業の子会社の製品が市場シェアの3分の1以上を占める。
中国ブランドに対する外資の圧力には主に次の3タイプがある。
(1)競争式淘汰:外資系企業がそのブランド製品の品質やサービスの優位性に基づき、中国の国民的ブランド製品を淘汰し、市場から撤退させる。
(2)冷凍式淘汰:外資系企業が中国企業との合弁協力に際して、中国側のブランド商標を買収するが、使用はせずに「冷凍」しておく。合弁企業の製品には外資側の商標のみを使用する。結局、中国ブランドは徐々に市場から姿を消していくことになる。
(3)下降式淘汰:外資系企業が中国企業との合弁協力に際して、中国側がブランド商標を合弁企業に譲渡するよう求める。その後、中国側の既存の販売ルートを利用して、主に外資側商標の製品を販売する。外資系商標の製品が市場に根付くと、中国側商標の製品の生産・販売をただちに停止する。
ブランドの衰退は市場の喪失を意味する。ある専門家は、中国が開放を実施した産業のうち、上位5産業がいずれも外資にコントロールされた。主要28産業のうち、21産業で外資が資産コントロール権の多くを握っていると指摘する。流通分野で、特に大きなシェアを占める大型スーパーマーケットの分野で、外資がコントロール権を握っている割合は80%を超え、中国小売企業はミドル・ローエンド市場で活動するしかない。外資の伸張に伴い、ローエンド市場も今後、徐々に縮小していく危険がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2007年7月16日