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株式日記と経済展望
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http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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伊東美咲&深田恭子主演 フジテレビ 「山おんな壁おんな」
デパート業界の内幕を描いた業界ドラマだが、話題は胸ばかり?
2007年7月8日 日曜日
壁おんなの伊東美咲と山おんなの深田恭子
◆伊東美咲&深田恭子主演 山おんな壁おんな 第1話 ボタンが飛ぶ!? 7月6日 ドラマレジェンド
http://ameblo.jp/tiger-legend-5/entry-10038914486.html
期待度未知数の伊東美咲のドラマがスタート! 期待していいのか悪いのか? 伊東美咲は当たり外れが多い女優だという先入観がすでに出来上がっているために、このドラマも十差には見て見ないと分からない状態で構えて見ましたが・・・。
実際のところ、結構笑わせていただきました! というか伊東美咲のイメージからすると、良くこんなキャラをやってくれたものだと関心ですね。
先日のスターボーリングで山おんな壁おんなチームで小池栄子が短冊に書いた願い事が・・・
「一日、伊東美咲になりたい」 などと書いたようで、理由は、女優から見ても、ほんとに綺麗だから、一日でいいから伊東美咲になってみたいと・・・。
なるほど、女優や芸能人からみても伊東美咲ってほんとに美人なんだ! って改めて思いました。 その伊東美咲がこのドラマでは丸越百貨店のバッグ売り場で4年連続売り上げNo,1座に輝いているキャリアウーマンの演じ、しかしながら貧乳にコンプレックスを感じている青柳恵美「壁おんな」役を。
ドラマの中でも、かなりイケテルようで、いけてない役を演じてくれていまして、笑わせてくれたのは伊東美咲だったというのが意外です。
一方このドラマでは「山おんな」役を演じている毬谷まりえに深田恭子が!? もともと隠れ巨乳だといわれ続けてきた彼女だけに、この役はかなりいい感じだった印象があります。 Hカップというサイズだそうですが、実際には何かを入れているそうで、その何かは秘密!? こういった特殊メイク的なのをみますと、かつての金曜ナイトドラマ「OLヴィジュアル系」を思い出してしまいます。
深田恭子、連続ドラマでは富豪刑事デラックスの神戸美和子以来の登場。 美和子のイメージが強烈にある彼女、お嬢様のイメージにある種、一番あっているのが彼女かもしれません。 今回は主役ですが、伊東美咲と共演しているためにサブ的な感じし、逆にその方が深田恭子の持ち味が十分に発揮出来ているように感じました。
主役にすると、富豪刑事の時のように、周りを豪華キャストで固めなければ彼女の持ち味が発揮できなかったような印象、しかし今回は見事にバストも可愛らしさもダイナマイト級になったかもしれません。
ちなみにスターボーリングで深田恭子は短冊に「お姫様になりたい・・・」と書いていました。
伊東美咲が化粧室でアゴを打ち付けているシーンでは、嫁と鑑賞していて大爆笑! なんてバカバカしい役を伊東美咲が演じているのか!? 機嫌が悪くなると花の穴が大きくなるというキャラ。 これまでの彼女は電車男で終わった・・・とまで言われ・・・sかしながら、めぞん一刻でクールビューティーこそ彼女らしいとまで言われるようになったが、今回は・・・一番のバカ女役を演じて新境地!?
なかなかこう印象で、ドラマ事態も悪くない! 逆に面白いですね。他のキャストも気になる存在が多数いるために、久々に、木曜10時のフジは楽しくなりそうな予感が!?
ゲストの鷲尾真知子さん、大奥では「美味でございます〜」とやってましたが、今回はうな重で「美味でございます〜」ってやってほしかったところです。 大奥もこの時間帯でしたので・・・。
谷原さんもここのところ連続ドラマ連投でなんか凄い勢いを感じます。 ミッチーもいい感じ!小池栄子もやはり面白いです!
小池栄子と深田恭子の巨乳対決もあります。
◆「デパート攻防 三越VS伊勢丹」 2004年10月 【“ビジネスマン必見番組”レビュー】
http://www.melma.com/backnumber_124618_2007284/
10月11日、160億円を投じたという三越・日本橋本店の新館がオープンした。地下2階から10階までのべ1万5000平方メートル。
三越の中村社長は言う。「まずやってみて、“変える”ということが大切。考えているうちに時間はどんどん流れていく」。
7階にはイベントスペースを設けた。「ディズニーランドの一つの形が百貨店の中に生まれてくるとよい」(中村社長)。業界平均の客の滞在時間が20分といわれる中、日本橋本店は96分を誇る。これを120分にまで延ばすことが目標だ。
本店の新館をオープンする一方で、三越は9月30日、緊急のリストラ会見を行った。大阪、横浜、倉敷など赤字10店舗を閉鎖することを発表。「改善はされているが、赤字解消までには至らなかった」とは中村社長の弁。
新館の華々しいオープンの後、中村社長は閉鎖店舗の説明のために倉敷へと向かった。
デパートはここ10年間で100店以上が閉鎖に追い込まれた。デパート業界は未だ長い不況をさまよっている。デパート業界は7年連続して前年割れ。そんな「冬の時代」の気を吐くデパートがある。それが日本橋・三越本店だ。
三越本店の強みは徹底した「おもてなし」戦術にある。あの手この手で高齢者層を囲いこむ。
■「テレビから家具まで、すべて三越」
三越営業部の川村雄太郎さん(52歳)。この日、川村さんは30年来の付き合いがあるというお客さまの家を訪ねた。このお宅の屋根裏部屋には美術品が700点以上もある。すべて三越から買ったものだ。中には漆を150回くらい塗って掘り出した彫漆の水差しは200万円もする。
このお宅は美術品のほか、テレビから家具まで、すべて三越から買っている。この日も川村さんは美術品の紹介にやってきた。好みに合いそうなものがあれば、真っ先に案内に来るという。「自分は丁稚、まあ昇格して番頭だ」と川村さんはいう。「基本は基本中の基本をやること」(川村さん)。
■三越を支える「お帳場客」
川村さんのお得意さんが三越本店にやってきた。車寄せで出迎える川村さん。ハイヤーが横付けされると、すかさず駆け寄ってドアを開ける。「どうぞ、ご案内します」。川村さんは店内をエスコートし、ほかのものには目もくれず、美術品の展示場に向かう。
そのお客さんは九谷焼の壺が気に入ったようだ。決済のためにカードを取り出す。そのカードは「三越カード」ではない。「お帳場カード」と記載されている。三越ではツケで買い物ができる上得意客を昔から「お帳場客」と呼んできた。
三越のお帳場客11万人を担当するのが318人から成る「お得意様営業部」同部の部長の黒部さん(49歳)はミーティングで檄を飛ばす。「常日頃からコミュニケーションをたくさんの人とたくさんとっておかないと、イベントにお客様を動員できない。電話がつながる率が79.5%では低い。9割以上を目指せ。最低でも1月に1度はお客様と会話すること」−−。
同部の社員は月に何度も集められ、商品の説明を受ける。すべての商品の知識を身につけることを求められているからだ。この日は2310万円の時計の説明を受けていた。
お得様営業部の売上高は99年は240億円だったが、昨年は400億円に達した。
視聴率ねらいのこんなシーンも沢山あります!(深田恭子ではありません)
(私のコメント)
最近はテレビや映画もマンガが原作のものが増えてきました。だから漫画家もドラマ化を意識したマンガを描くようになってきたのでしょう。脚本家によるオリジナルのテレビドラマはどうしても下調べが雑になって、業界ドラマはありきたりなものになりやすい。だからマンガや小説が原作のものの方が確りしたストーリーになる。
もちろんマンガが原作であり、コメディードラマだからありえないシーンやストーリーが沢山ありますが、うけねらいという事で観ればいいのだろう。実際のデパートはあんなに若くて美人の社員ばかりではないが、テレビドラマだから仕方がない。
ドラマの舞台は銀座の三越デパートですが、一階はデパートの顔であり高級化粧品や高級バックなどの売り場が占めている。ブランドメーカーの直営店もテナントとして売り場を占めているが、銀座や丸の内はそのようなブランドショップが軒を並べている。
最近は格差社会の影響で高級ブランド品を買う客層も増えてきているようだ。ドラマの中でも数万円もするバックを買っていく客が沢山いますが、日本でもセレブ社会が出来てきているのだろう。だから三越とか伊勢丹とか言う老舗のデパートが復活してきている。
私は東京生まれで、小学校に入る前からデパートが遊び場として育ってきた。デパートは新しい文化を紹介する文化センターとしての役割をになってきた。生活も洋風化してリビング用品も最先端な物が陳列されていたし、女性ファッションも最新流行のファッションリーダーでもあった。
しかし大型の専門店チェーンが売上げを伸ばしてきて、衣類にしろリビングにしろデパートは価格競争やサービス競争に勝てなくなった。パソコンなども最初の頃はデパートでも電気製品売り場に売っていたが、デパート店員にパソコンスキルが無い為に大型パソコンショップに負けてしまった。
「山おんな壁おんな」のドラマの中でもデパートの幹部が「人材が大切」と言っていたが、彼らに関心があるのは売上高だけであり、商品知識やサービス内容はおざなりな教育しか行なっていない。バイヤーなどの方が商品知識はあるが販売店員の中にはブランド物のバックの由来などを知らない店員が大勢いるのだ。
最近のデパートは不動産賃貸業化して、売り場を貸しているだけの業態になってしまった。だから以前のようなファンションリーダーとなって製品企画を立てて売るということも無くなり、リスクを負うって商売をすることも無くなり、売れ残った商品はみんな問屋に返品してしまう。リスクをとらないから人材も育たない。
日本の老舗のデパートは江戸時代からの呉服屋が多く、日本のファッションの流行を作ってきた。リビングの家具なども北欧の家具メーカーのものを並べて新時代の先端を担ってきたが、デパートは商品に対するセンスなどが、ただ商品を並べているだけの熱意を感じさせないようになってきた。
デパートは価格競争などでは大型スーパーや専門店チェ−ンにかなわず商品知識も劣る。しかし三越や伊勢丹と言った老舗のデパートが復活してきたのは、売り場そのもののブランド化であり、同じ洋服を買うにも「三越で買った、伊勢丹で買った」というのがブランド化することだ。その為にはスーパーや大型チェ−ン店と同じ事をしてはだめなのだ。
究極で言えば百貨店は「商品」を売る場所ではなく「文化」を売るべき場所なのだ。三越や伊勢丹には古くからの文化があるが、戦後できたような新興デパートにはそれがない。特に地方のデパートは品が無くスーパーと変わらない百貨店が多かったが、そのような地方のデパートの多くが潰れた。
この違いが出るのは歴史と伝統と文化の違いであり、安くていい物を売ればいいとする文化とは違うのだ。最近では中国から安いものが多く輸入されて売られていますが、ユニクロなどもこれからは中国製であることが足を引っ張る事になるだろう。その中国に日本のブランド米が輸出されるようになった。結局は価格よりも品質で勝負する事が大切であり、それを大切にしてきた百貨店が復活してきている。
百貨店業界に限らず、日本企業は価格競争に巻き込まれて、国内の工場を閉鎖して中国に生産を移してしまった。確かにその事で安く製品を作ることが出来るようになったが、品質が犠牲になってしまった。日本製というブランドを育てる事をせずに価格競争に巻き込まれたところは新興デパートと同じ運命をたどるだろう。
伊東美咲と深田恭子の「山おんな壁おんな」はこれからどうなるのか分かりませんが、デパート業界を描いた業界もののドラマなのだろう。女性の胸の話は一つ間違えるとセクハラになりますが、女性の中には胸に強烈なコンプレックスを抱いている人もいるので注意が必要だ。伊藤美咲の青柳主任もその一人ですが、その為に男性にもてないというわけでもないのだから大きければいいという話でもないのだろう。