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(回答先: 日本国債の格上げ検討、米ムーディーズ【日本経済新聞】 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 7 月 04 日 23:27:13)
日本の格付け引き上げ 評価は財政再建次第【東京新聞】
2007年7月3日 紙面から
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は四月下旬、長期国債を発行する日本政府に対する格付けを、これまでの「ダブルA(AA)マイナス」から「ダブルA(AA)」へと一段階引き上げた。
五年ぶりのダブルAマイナスからの脱却で、S&Pは引き上げの理由について「財政再建、金融政策の正常化、構造改革に進展が見られる」と説明。同社は二〇〇一−〇二年、それまでの景気対策による国債発行残高の急増や財政の硬直化の進行などを理由に、三度格下げを重ねた。それが反転したことは、日本が進める構造改革が一定の評価を受けたことになる。
しかし、チリや香港と同じになったにすぎず、先進七カ国(G7)の中では「シングルAプラス」のイタリアに次ぐ低さのまま。別の米格付け会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる長期国債への格付けではG7中最下位だ。
今後についても油断はできない。S&Pは高齢化問題を課題に挙げて「財政再建が頓挫するなら、格付けには下方圧力がかかる」と指摘。安倍政権は「骨太の方針2007」で具体的な歳出削減策に踏み込むことを避けたが、国の信用を保つためには財政再建への努力が不可欠といえる。 (金森篤史)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/trend/CK2007070302029154.html