★阿修羅♪ > 国家破産51 > 178.html
 ★阿修羅♪
プライマリーバランス黒字化に消費税上げ不要=竹中慶大教授 [ロイター]
http://www.asyura2.com/07/hasan51/msg/178.html
投稿者 XL 日時 2007 年 7 月 02 日 01:51:04: 5Sn8OMNzpaIBE
 

プライマリーバランス黒字化に消費税上げ不要=竹中慶大教授
10:32 JST


 [大阪 30日 ロイター] 竹中平蔵慶応大学教授(前総務相)は30日、個人投資家向けのシンポジウムで講演し、マクロ経済運営の最優先課題はデフレの解消だと指摘、デフレ下では経済は拡大しない、と述べた。

 また財政の建て直しも重要課題としたが、「2010年代初頭にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を回復させるとの第一の目標達成には、消費税上げは全く必要ないことが明らかになりつつある。安倍政権も2011年度のプライマリーバランス回復は消費税なしでやると言えばよい。そのうえで、その後の社会福祉をどうするかは考える。一歩一歩前に進めていくことが重要だ」と述べた。 

 日本経済については「この4年間2%強で推移している。日本の潜在成長率は、内閣府試算では2%弱で、潜在成長力を上回る良い経済状況が続いている」と評価した。そのうえで米国の潜在成長力は3%強だとし、「(日本経済を)3%水準に上げていけるかが問われている」と強調した。

 来る参院選の争点についても「期待成長率を高める政党はどこかが問われるべきだ」と強調。年金記載漏れ問題が参院選に与える影響について「現状は間違いなく非常に大きなマイナス要因だ」と述べた。年金記載漏れ問題は年金の制度にかかわる問題ではなく、社会保険庁で生じた労働問題だが、国民感情からすれば許しがたい状況であり「残り1カ月で、国民にどこまできちんと説明できるかだ」とした。

 中期的な為替動向について竹中氏は(1)世界的な外貨準備の資産構成の変化、(2)改革実行による3%成長実現への期待──を挙げ、「これから円は高い方に振れるだろう」との見通しを示した。このうち、外貨準備の資産構成に関しては「世界的に外準の使われ方が急速に変わってきている」と指摘。世界の外貨準備の円建て資産比率は8年前の7%から、現在3%まで低下したが、日本経済の回復に伴い「円建て資産への潜在的な需要が高まる」とした。


© Reuters 2007. All Rights Reserved.


http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=businessNews&storyID=2007-07-01T103152Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-266746-1.xml&rpc=112

 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ      HOME > 国家破産51掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。